春編 あとがき



こんにちは、管理人ゆう子です。
春夏秋冬僕ら爆走、春編完結いたしました。

四人姉妹、というコトで。長女は滝とくっつきましたが、当初の予定は跡部でした。
同じクラスなのにジロー全然出てねー(笑)



四姉妹は転勤族。
母子家庭で、お母さんは割りと忙しいお仕事をなさっているようです。
そのためほとんど家にはおらず、家事はほとんど長女が一人でやっています。転校前は部活動には一切参加していませんでした。

しかし次女の一言で部活に…しかもテニス部に入部。顧問の榊太郎(43)とは父親関係で知り合い。
その父も、すでに彼女達が小学生の頃に他界しています。
家に入ってきた強盗に刺されて亡くなりました。
その時人質にとられていた長女を助けようとしたから父は死んだのだ、と自分を責め続けた長女は妹達を守るため、必死に大人になろうとします。家事を覚えたり、泣き虫だった自分を頑張って制したり、とたくさんの努力をしたことでしょう。

そんなが長女部活中に倒れました。
不慣れな部活動と、勉強と、家事の両立。しっかりもので真面目な長女は無理をしすぎました。
それを分かっていた次女は申し訳ない気持ちでいっぱいになり泣きます。感受性の強い四女も。三女は長女似のしっかりものなので四女を連れて部活に戻りました。

部室には次女と滝が。

長女に思いを寄せていたがために気付いた違和感。それを次女に問うた滝は、適正試験(?)を受けます(次女達的には適正試験だけど…滝的には違うか。)
次女は四女を連れてきます。四女の力については追々…。第六感みたいなものだと思ってください。

四女に滝の心を読ませ、本当に姉の事を純粋に知りたがっているのか、そうではないのか。生半可な気持ちなら制裁を与えるつもりだったのでしょう。
過去、転校先でもこうして長女の過去を知りたがる人間はたくさんいたようです。
しかし父の話を聞いただけで長女を避けようとしたり、気持ち悪がったりする奴ばかり。

今回の滝の場合、男の一方通行な思いではなくて、長女自身も滝に好意があったので、一番最後の「良かったぁ…滝君に制裁する事になったらどうしようかと思った」につながります。

次女が長女の過去を嘘を交えて滝に話します。その嘘に驚きつつもあまり信じていなかった滝は、四女的には合格ラインを突破していたようです。

見事合格した滝は、長女が目覚めた後彼女から直接話を聞きます。
話の後、珍しく泣いてしまった長女は、滝に甘えるようにして慰められました。

付き合い始めた二人は、ある日部活に遅刻してきます。
長女の髪を滝が切っていたのです。
ロングの髪がいきなり短くなった事に驚きつつも次女はあぁ、変わったなぁと安心しています。

ちなみに、宍戸も長女に恋心を抱く一人なんですが、ほとんど出てきませんでしたー(爆)


次、夏編。
今度は次女メインのお話です。伏線は春編にもいろいろありましたが、その辺は夏編で明らかにしていきます。


ここまで読んでくださって本当にありあがとうございました。
次回の夏編も是非読んで頂けたら、と思います。

では、これからもよろしくお願い致します。



2012.04.06 管理人ゆう子


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