マネやんね?B
前略お母様…
名前はとんでもない所に片足(もはや両足)を突っ込んでしまいました。
『で、マネージャーなんてやりたくないです』
「どうして?」
『面倒だし、あと面倒』
「分けていう必要ねぇだろぃ」
『うっせーよブタ』
「ブン太だ!!」
『かわんねぇだろ』
「てめぇ(怒)」
『よく鳴く豚だ。
ところで幸村君、何で私?
マネージャーなんてその辺から引っ張ってつれてくりゃいいじゃん。
そしたら問題なく雇える』
「つれてくる方法に問題ありますけどね」
「幸村だったらしかねないのぅ」
「名字は何でそんなに俺たちのこと嫌うんだよ」
『さっきも言ったじゃん、面倒なんだって。あと私の名前はロベルトだから』
「違ぇだろぃ!!」
さっきからブーブー鳴いてる豚が質問してきたのに答えると、後ろで柳が何かを書いている。
『さっきから何かいてるの?』
「お前のデータだ。中々いいデータが取れそうだ。
お前は身長163、体重…『言うなっ!!』
…そうか、
なら、ウエストは…『言うなっつってんだろ!!』
何だこいつ。何故私のスリーサイズまで知っている!!?
「スリーサイズなら俺もわかるぜよ」
『うるせぇよ』
お前のは明らか変態発言だろ。
てか、何なの!!
ジャッカルって常にこんな異色な奴らにかこまれてんのか!!?
『大変だね、ジャッカル』
「あぁ…」
これからはちょっと優しくするよ(多分)
『とりあえず、自己紹介してくれない?誰が誰だかわかんないよ』
かろうじてわかるのは
柳と柳生。柳は生徒会役員でよく朝礼のときに名前を聞くし、学年首席だから知ってる
柳生は風紀委員でよく校門に立っているから。
あたしも注意を受けたことある
「じゃあ、俺からね。幸村精市、部長だよ」
『あぁ、
大魔王として名を馳せているのは君だったんだね』
知ってたけど。
「失礼な子だね君」
『幸村には負けるぜ☆』
悪いが従兄妹にお前と同類の奴がいるんでね
慣れっこなんですよ
慣れたくないけどさ!!!
「俺は真田弦一郎だ。副部長をやっていr『
顧問じゃないの!!?』俺はまだ中三だ…」
確かに、制服着てるし…
生徒…なのか(学校を愛すが故のコスプレかと思った。)
うわ、見えねぇwww
「クククッ…面白い奴じゃのぅ。俺は……」
『あんたはいいよ、自己紹介しなくて。“詐欺師”“近寄らない”“エロい”
これだけ覚えてれば十分でしょ?』
「十分なわけあるかっ!!」
『やっぱり?まぁ、いいや。次〜』
「俺、丸井ブン太。シクヨロ☆」
『丸いブタ…
変わった名前ね?』
「ぶっ殺す(怒)」
『やってみろs……ぶふっ!!!』
「俺、俺!!切原赤也ッス!!!」
おいこら!!
急に抱きついてきたら危ないじゃないか!!
ブタが「
女とは思えないような声出したんだけどコイツ」みたいな目でこっち見てるから!!
お前だって人間には到底見えないけどな!!
「先輩、さっきはすいませんでした…
先輩ミーハーじゃないのに酷い事言って…(シュンッ」
前言撤回!!!!何この子!!超可愛い!!
いいよ抱きついて!!
いつでもウェルカム!!
『いいよ、気にしてないから』
「ホントっスか!?」
『うん』
「俺と赤也の扱い違くねぇ?」
『気のせいだよ、ブタ☆
はい、次〜』
「私は柳生比呂士です
何か困ったことがあれば私に言って下さいね、名字さん」
『じゃあ、早速…
テニス部のマネージャーなんかに興味ないのにつれてこられた私をどうにかして。』
「無理です」
即答はないと思います。
せめてちょっと考えて!!
『次』
「柳蓮二だ。
名字、お前にはいいデータを期待している」
『柳は知ってるよ。
今度数学教えて』
「ああ、いいだろう」
よし、いい教師に出会った!!
これで数学赤点免除だ!!
「俺はいいよな」
『うん、ジャッカルは大丈夫』
同じクラスだもんね
流石に覚えてますよ
さて、
『もう一回自己紹介してくれない?
分けわかんなくなっちゃった』
皆個性ありすぎて逆にわかんないよ
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