舌を互いに絡ませてキス 


「んっ、りばいひゃ…ぁんん、ふあ…っ」

「エレン…喘いでないでもっと舌出せ」

「だ…してます…っ」

「もっとだ。苦しくなるほどやれ」


本日、ベッドでキスの猛特訓。
それは、最中にいつも息すら出来ないエレンを見かねての、リヴァイの優しさ(?)だった。
最初はソファーで、次に押し倒してから、そしてそのままDキスという流れだ。
あまりに下手なエレンはすぐに呼吸が上がり、それが余計にリヴァイの特訓を激しくさせていた。

「目一杯絡ませろよ」

「わ…分かりました…っ」

再びリヴァイ唇がエレンの元へ運ばれる。
力の抜けきっていたエレンの口内へするりと侵入し、消極的な舌を懸命に犯した。
それと比例するように漏れ始める声に中心へ熱が集まるのを感じ、より深くエレンを堪能する。

「んふぁ…ぁんん、は、ぅんん…っ」

「エレ…もっと」

「は…ぁ、っんん…、んぅ…」

上顎を撫で上げられ、押し返すように舌裏を弄ぶ。
ぴく、ぴくんと震える肩に腕を回し、逃げる腰に脚を挟み、膝で下も同時に刺激する。
小さかった声も次第に大きくなったと思えば、再び呼吸がおかしくなった。

「ほらまただエレン…ちゃんと息を吐け」

「は、ぁっ…はあっ…は……んぁ…」

「そう…上手だ、…」

互いに興奮が抑えられず、主張し始めたソレを互いに押し当ててしまう。
ぬちゅ、くちゅと卑猥な音はとうとう下からも聞こえ初めてきていた。

「なぁ見ろ…もうぐちゃぐちゃだ…エレンよ」

「は、あっ…も、欲し…リヴァイさんの、ほしい…っ」

「息、忘れたら…明日も特訓するからな、覚悟しろ」

「…は、はい…っ!」


キスの猛特訓は何度か果てた後、また初めからやり直したそうな…



fin.



うぶな口実でソレに持っていこうとする
キュートなリヴァイさん。

それにまんまと乗せられる
喘ぎ担当エレンくん。



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