少しずつ
2023/08/18 12:16
最近少しずつ執筆出来るような感じになってきて安心しております。よかったよかった。

なんというか、書きながらルシスさんとヒロインの今後の関係性というか、お互いにどういう感情を向けているのかっていうのを考えていて。正直ずっとぼんやりしていたんですよ。私の小説の書き方的に、そこをきちんとさせておかないと書けないんだってことに気がつきまして。
最近筆が進まないのはそこが原因だったんですよね。

三章書いてる時もセラフィムのテンションが決まるまでずっと書いては消してを繰り返してましたし。

何となく、自分の中であの二人の温度感というか、そういうものが分かってきたかなっていう。
ルシスさんが怖くなり過ぎても何か今後矛盾というか、そうはならんやろみたいになるし、どちらかというとヒロインの前では穏やかで優しい方が良いのかもしれない。まぁ、勿論優しいといってもあのルシスさんですしって感じになるのでね。

ヒロインは博愛主義というほどでも無いけれど、人を疑うということが苦手な子に育っていってるので、その方向に全振りしようと思います。
目の前に並べられている選択肢の殆どが闇だと分かっていても、その中から小さな光を探して拾ってしまうタイプですかね。
例え嘘だとしても、今こうして過ごしている時間は自分にとって事実として存在してるので、今はその事実を信じたいっていう。ある意味現実逃避にすら近い思考回路ですね。信じてれば本当になるかもしれないっていう。無限の可能性からわざわざ悪い未来を想像して苦しむより、明るい方を今は信じていたいっていう。

彼女は、何も考えてない、楽しい方がいいじゃーん!みたいな明け透けのバカなタイプでも、人を信じることが正しいんだ、みたいな善良タイプでも決して無いんですよね。
どちらかというと悟り系というか(笑)

きっと未来は決まっているけれど、その決まっている中でも自分の思う優しいものを感じ取っていきたいというか。
未来はひとつだけれども、それをどう受け止めるのかは気持ち次第で、だとしたら優しいものであって欲しいと願い選択していきたい的な。いやどんなだって例えですが(笑)
でも臆病である故に自分で未来を変えようだとかはあまりしないんですよね。ヒロインにそういう事を何かさせたくないというか。
100%の受け身で、物語の主人公として苦手な人はかなり苦手な優柔不断の周りに流されるだけのタイプ。何でかって言うと、キャラをあまり確立させたくないんですよね。だって、現実逃避の異世界転移ですよ?

そういえばここら辺触れてませんでしたね。
現実世界で何があったのか、どんな環境にいたのか、ヒロインの過去、生い立ち、人間関係、それらを何一つ私は明記してないんですよ。
全部忘れさせてますしね。
だって、その方が読み手の感情移入が強くなるかなって。
あ、この主人公はこういう人なんだっていう、自分とは明らかな違いを感じる要素を限りなく排除してます。
社会人なのかも学生なのかも、家族がいるのか居ないのか、恋人がいるのかいないのか、一切書いてないしそもそも設定として考えてすらいないんです。

そんな感じで、ただただ、今から逃げ出したかった一人の女性として書いてます。

疲れきっていて、きっと何もする気力もない、今日を生きるのがやっとな人間が、何もしらない異世界に飛ばされたところで、元気ハツラツと未来を自分で築けますかっていう話なんですよ。
私は無理だと思うんですよね。メンタルの最大HPは一度減ってしまうと中々元には戻りませんしね。結果保守的になるんですよ。勿論個人差はあるでしょうが、都心を離れて田舎で細々と暮らすあのイメージです。大きな激しい事はもう出来ないけれど、小さな幸せを摘まんでいくような。
まぁ、ヒロインはかなり激しい中にぶちこまれてるので着いていくのがやっとな感じですかね。あと、随分と長い時間あの世界にいる事にはなってるんですけど、その時隣にいるのがセラフィムなのでヒロインが自分で立ち上がる手助けをしていたわけでは無いんです。どちらかというと考えることをやめさせ、完全に依存させようとしていただろうから、ヒロインは自分で何かを強く選ぶ事も難しいでしょう。
まぁ、半分くらいは後付けにはなるんですけど、根本はそんな感じでヒロインの性格は成り立ってます。

深く考えれば考える程に悪い方向にしか考えられなくなる、その考えに取り付かれて引っ張られてしまうのを彼女は恐れているんだろうなと。だったら、今見聞きしたことを素直に信じてしまう方が幸せじゃないかと。
そういう感じでしょうかね。
悪い状況も全て考えて可能性として気が付いてない訳ではないけどずっと目を背けている、みたいな。

ひねくれているという程でもないけど、人生何周目?みたいな子かもしれない(笑)
汚いものを知って経験しながらも、絶望せず曇らずに、あえて美しいものしか見たくないと目を背け続けているっていう。

でも、周りから見れば真っ直ぐに、ひたむきに純粋に写るんですよね。私も書いてて、健気で儚くて可愛いなって思います。
それがメンズ達に伝染するんですよね。
圧倒的庇護欲といいますか、彼女のあまりにもか弱いのに壊れない美しい思考に驚くんだろうと。どうしてこの状況でその選択が出来るのか?っていう。
ハイデス君が、ヒロインが天女だと知っていて黙っていた。あのシーンが特にそうですね。結構気に入ってます。
ハイデスにはヒロイン自身が好きなのも本当だが、天女だからだとかそういう感情も勿論あったんです。あの力がなければ、あの甘い甘い蜜のような魔力をヒロインが持っていなかったら、あそこまでハイデスはヒロインに執着していなかったかもしれない。
でも、それでも構わない、寧ろ安心したと言うヒロインにハイデスは完全に折れるんですよねぇ。何でそんな事が言えるのか、騙されていた事に安心したというヒロインが分からなくて、責められた方が寧ろ楽だったハイデスはちょっと逆にキレちゃうんですよね。なんでだよ?!違うだろって、自分の正しいと思ってた選択肢をヒロインにぶつけてしまうんです。あの時の精神年齢はヒロインの方が上かしら(笑)
ただ、ヒロインは怒られると思考停止します。トラウマでしょうか、可愛いですね(笑)

それらを全て引っくるめて、魂の美しさとしてます。
セラフィムが彼女を選んだ理由です。
これここで言って良かったかな?まぁ、いいよね(笑)
穢れていないのが美しいのではなくて、全て知っていながら光を選べる人って感じかな。いや、ちょっと大袈裟か(笑)
ネタバレにはならないとは思うんですが、ルシスさんが興味を示すのもここが理由になるかなって。完全に後付けの辻褄合わせになっちゃいますが。
でも色々考えてそこに落ち着いたから合ってるのか。

だから、ルシスさんもルシスさんでそんなヒロインに少しずつ毒されていってくれることを期待してます(笑)
最初は多分天女としてしか見ていなかったでしょうから。



あ、あとそうだ。ちょっと言いたかったことあった。
今後、えぐめの展開があるかもしれない(笑)時に、その表現はこのサイトとpixivには私が書きたいように容赦なく書いて、ドリ小の方には程よく当たり障りない表現で書こうかななんて思ってます。
pixivも本当は迷ってるんですが、程度によってはここのサイトだけ強めの表現になるかもしれません。
まぁ、その強めの表現部分を削ったのをあっちのサイトに載せる、みたいな感じかな。文字数がこっちの方が多くなると思う。

個人サイトの最高の使い方だよねこれ。
とはいえ、想定してる展開はだいぶ先なのでどうなるか分かりません。
あと、今後BL表現もちょっと絡んでくる予定なので、そこのガッツリした部分もこっちだけで書こうかなって。
あっちのサイト、BL表現あり、なしの明記があるじゃないですか。それをその部分の為だけに出してしまうと、ちょっとイメージ崩れるなって思って。初めて読む人で苦手な人は警戒するか寧ろ読まないじゃん?それもやだなって。だから、向こうではそうならない言葉選びをしようかなと考え中。
あ、今いる登場人物ではそういう絡みは多分無いので安心してください(笑)

こんな感じかな!
久々にブログ書いた気がする!

お盆休みはありませんでした!今日は有給です!うぇーい!!(笑)
この三連休小説書きたいなぁ、書くぞ!

では、まだまだ暑い日が続いて台風来たり色々してますが皆様どうかお気をつけて!



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