2011/05/26 21:55 〇〇〇 謝るな、バカタレ。別に二度と会えない訳じゃ無いだろう。お前はここに戻ってくるんだから。…なんだ、その顔は。……はぁっ!?俺がそんな事を言うとは思わなかったとはなんだ!…って、おいっ!そこ笑うな! ふふ…別に良いじゃないか、笑ったって。…まあ、それは良い。なあ。こいつの言う通りなんだろう?お前はここに戻ってくる。ふん。お前の考えくらい分かるさ。…共に卒業は出来ないが、同じ場所に居られるんだ。二度と会えないよりはずっと良いだろう?だから必ず帰ってこい。私たちのところにな。 ………っはは、わかったよ。絶対に帰ってきてやるから。待ってろよ。 …何を当たり前の事を言っているんだ、バカタレィ。 いくらでも待ってやるさ。…遅かったら、迎えに行くからな。 ……ばぁか。 -・-・-・- 「……情けない」 「…ん?どうしたの?」 「…一年って大きいんだな。改めて実感した」 「兵助?」 「くっそ…、悔しいな…」 「…おーい」 「……ん?何?勘右衛門」 「…随分大きな独り言だったね」 「え。口に出てた?」 「ばっちり」 「……うわあ」 顔を赤くして布団を頭から被る兵助。まだ、安静にしていなきゃいけないみたいだけど、かなり元気になったようで安心していた。兵助自身も、大分調子が戻ってきたことが分かるみたいで、医務室から抜け出そうとして、その度に伊作先輩に阻止されていたのを何度か目撃している。その度に悔しそうにして布団に潜るのはもう日常になってきていた。 「……勘、あのさ」 「んー?」 「…退院したら、鍛錬付き合って」 ▽▽▽▽ らくらんねた 〇久々知過去捏造してみた。 えっと…くくちが仙様やもんじを呼び捨てにしてたらたぎるなあという気の迷いから生まれたくくちは実は五年より一つ年上だよ、っていうとんでもないネタ。この時点で気を悪くした人はバックプリーズ。 くくちが、元々六年生たちと同じ年に学園に入学したけど怪我と家の事情とで二ヶ月位で学園を辞めたよっていう。い組で、仙様ともんじと同室だったよ、という。 翌年、再入学しました。 ▽▽▽ お前は、馬鹿か? うわ、酷いな。 馬鹿に馬鹿と言って何が悪い? 文次郎の言う通りだな。お前は馬鹿だ。 ……うっさい。 分かっているんだろう? …っ。 ……はぁ。 ……。 …あのなぁ。私だってこいつだってどれだけ心配したと思ってる? ……あ。 …無事で良かった。 せんぞう…。 …ったく。おい、文次郎。いい加減こちらを向いたらどうだ。 …うるさいわ。バカタレ。 …あ。文次郎泣いてる? 相変わらずだな、こいつは。 |