いまさらbsrプレイ日記(24)

2019/05/12 15:13


タイトルの通り、いまさらながら3から4皇のプレイ進捗書いていきます。
いまさらとはいえネタバレにはまったく考慮していないのでお気をつけください。

















「お待たせいたしました。松永さま、どうぞこちらへお越しくださいませ。」



という訳で松永さんです。楽しい爆殺の時間ですよ〜〜〜^^^^
でも実際やってみると、やっぱり4の松永さんへの違和感は核心的になってきました。うーーーーん、4松永さんは教養が足りない。
まぁこれは後で話しましょう。
風魔の趣向返しで、あらかじめストック経験値割り振ってレベル上げた状態でストーリー始めました。実戦に出たことはないけどレベルだけは上がってる松永さんです。強くてニューゲーム的で可愛くないですか?(笑) そんな松永さんも好きよ。
使い心地も相変わらずで。火力の高さと陣制圧力が魅力的ですよね。ゆったりウォークも健在で変わらない松永さんに安心感がすごいです。キャラは変わっちゃったけど……(小声)いや、あれも松永さんの内なんだよ!(大声)(自己暗示)


まぁそんな感じでストーリー完走した感想です。


そうそう、一応将軍派に所属してるんですよね。何ゆえ?まぁ詳しくは突っ込まないでおこう。たぶんそっちの方が愉快だからだよ松永さん的に(適当)
しかしこの将軍、其之方其之方うるせぇな。ナレーション鬼畜ルーレット其之方将軍か。長いよ名前(名前ではない)
将軍を前にすると松永さんが途端に小物臭くなるんですよね。さすが将軍、(たぶん)今作のラスボス。前作ラスボスを呑み込むほどの圧とか恐れ入るわ。個人的には松永さんが呑まれるなんて許せないんですけどねー。
逆に言えば、新キャラなんかに呑まれる4松永さんが情けなくて寂しいです。松永さん……もっと本気出してよ……宴をR-15にしたくらいのはっちゃけぶりをまた見せてくれよ………


そんなわけで創世ルートですが、なるほど、風魔の不足を求めたのは将軍を暗殺するためだったんですね。でも本人にまで公言してるんだから暗殺ではなく明殺ですね。佐助か。(笑うところ)
将軍を暗殺することで、松永さんは「弾正歌」を得ようとしていた。ところで具体的に弾正歌ってどんなもの?
将軍が「寒がりな其之方」って言ってた通り「人の内に限られた量しかない熱」を産み出すモノって感じかな?または熱そのものとか?
過大解釈すれば、自分で熱を作り出すのは限界があるから(松永さんは自分で作り出せる熱量が極端に少ないとも取れる(風魔のサポートに入れたときの「自らの熱を使わなくても良いというのは有難い」的な発言からも伺える))、他人の熱量を奪おうとしていたとか?将軍と風魔をぶつけることで膨大な熱量が発生するとか。……これはちょっと深読みし過ぎか。

まぁなんにせよ、「弾正歌」を得るために風魔の不足を磨いていたわけか。この、風魔を完全に物扱いしてる松永さん、有りなんですが、その割りには風魔への執着がやや強すぎる気がして違和感。まぁ「弾正歌」が欲しいから、それを得るための道具として「替えがない」から、風魔に固執していたんでしょうけど。
でもやっぱり前の日記で言ったように、宝を得るまでの執着が強いのが、松永さんが松永さんたる由縁だったのに、4は沢山の宝を欲しがっていないし、手に入れた風魔という道具への執着が強すぎて、松永さんの「欲しがりの餓鬼」という愛すべき側面が薄れていて悲しいです……。4の松永さんは物足りない。

あと戦闘中の常設台詞で松永さんが「炭を眺める嗜みはない」という発言をしていてビックリしました。反対に信長公は「余が欲するは墨色の花ぞ」的な発言があったので、一人で大混乱です。
宴の例の爆弾発言から、私てっきり松永さんは炭を眺める嗜みを身に付けてると思ってたのに…。そうでなくてもアニメで「いささか元の形を失ってこそ至高の宝とする趣もある」とか言って、小十郎をガンガン煽ってた松永さんはどこに行ったんだ………。
この辺の衝撃が強すぎて、4の松永さんは教養が少ない印象になってます。物足りない。


一々長くなってしまって申し訳ない。なんだっけ、まぁいいかエンディングだ。
暴走した風魔が松永さんに反旗を翻す、と。松永さんに限って風魔の暴走を「予想できなかった」とか……なーーーーーんかそれすら引っ掛かりますね。
実は松永さんは風魔の暴走すらあらかじめ予期していて、保険として風魔の身体に時間をかけて(それこそ刃を研ぐように)(物を愛でるように)火薬を馴染ませていて、あの最後の指パッチンでその火薬を起爆し、伝説の忍は惨たらしく四散爆発し歴史から姿を消しました。とかいうオチでもなんら動揺しません。むしろ望ましい。
いや、松永さんの解釈としては望ましいですが、風魔の解釈としてはあまり望ましくないな…。4の風魔の解釈もかなりふわふわしてますから。暴走した理由も謎なので細かく突っつけないのがモヤモヤ。うーーーーーーーん、モヤッと感がぬぐえない。

でも風魔に挑まれた松永さんはどことなく愉しそうだった。それこそ、自分の中の「熱」が甦ったようにすら見えたし、止まっていた時が再び動き出したんじゃないのか?案外これが一番近い道だったりして。
「自らが作り上げた作品を自らの手で破壊する。そのカタストロフこそこの世で最も甘美である」そんな芸術家ももちろんいるでしょう。他ならぬ松永さんが、そういった感性の持ち主だったら……
ついに得難い物を手に入れることができたのでは?おめでとうございます。




さて、次はドラマルートですね。
流れはほぼ同じですが、風魔の不足をさらに進めるために慶次に会いに行ったのは意外でした。
ふーん、慶次か。なるほど。確かに、一度松永に友情をぶち壊されてる慶次なら、絶対に松永さんを阻止しようとするだろうな。でも慶次と風魔って面識あったっけ?私知らないけど。
あれか、3の時に落城した小田原に慶次が駆けつけて「遅かったか…」ってなってたムービーか?あれ北条に加勢するために来てたの?てっきり石田軍(ひいては豊臣軍の侵攻)を止めるために駆けつけたのかと思ってたけど、違ったのか。知らんわ〜〜
まぁいいや、風魔と面識があろうとなかろうと、どのみち慶次は松永さんの暴挙を止めようとするだろうし、関係ないね。

しっかしピンと来ない。慶次と風魔の仲がわからないから「ほぅら風魔、落とし甲斐のある腕が来たぞ」もそこまで外道に聞こえなかった。風魔からのリアクションがないのはいつもの事ですが、ドラマルートの風魔は特に希薄が進んでる印象。慶次という救いを自ら絶つまでもなく、すでに風魔の希釈は完成していたのでは?
そう思うこともできますが、じゃあ一体なにが風魔の希釈を完成させるトリガーになっていたかはわかりません。つまり憶測の域を出ないというわけですorz
難解だなぁこの風魔。
言えば創世ルートで反旗を翻した風魔は、自身の希釈を阻止するために、暴走と見せかけて松永さんに刃を向けたとも取れますよね。あとは氏政じぃを殺された敵討ち(逆に言えば氏政じぃが暴走をとどめていた最後のストッパーだった)とか。そんなだから創世風魔は(比較的)自我が強い印象です。
反対にドラマ風魔は終始一貫して自我が薄い。完全に松永さんに「物」として扱われることを受け入れている印象です。受け入れるというか、そうすることしかできないというか…。
創世風魔とドラマ風魔が同一人物だとは思えないくらい印象が違うんで、4の風魔はとっても難解です。


なんだっけ、そう慶次だ。
結局松永さんの求める基準を満たした「不足の美」ですら、ナレーション鬼畜ルーレット其之方将軍には及ばず、あまつさえ松永さんが真に欲していた「弾正歌」すら手に入れることはできなかった。
こんなオチにされたら私の中の4松永さんの解釈がさらに揺らぎまくりなんですが……(ガタガタ) あの松永さんが「見当違い」をするだなんて、松永さんの人を見定める眼はそんなものじゃないはずです。平たく言って解釈違い。
ついでに言うと、一番無に近いところにいる風魔を育てて「不足の美」を作ろうとしたってことも、松永さんにしてはあまりに安直で陳腐な選択のような気がして物足りません。松永さんならもっと下衆な人選ができたはず。

真に「不足の美」に成り得る人物を挙げるなら、私は慶次こそふさわしいと思います。

愛を知り、友を知り、喪失を知り、信頼を知り、自由を知る風雲児。その雲を捕らえて、彼が知っている全てを一つずつ一つずつ、丁寧に心を込めて奪い取って、喉が枯れるまで叫ばせて、流す涙もなくなるまで搾り取って、ゆっくりと時間をかけて心を殺していけば、それはそれは見事な「不足の美」が出来上がると思うけど。というか宴までの松永さんなら絶対やってくれたでしょ。なんか4松永さんのやり方は一々手緩いと思う。中途半端。

初めから持っている物が少ない風魔も不足ではあるけど、沢山の物を持っていたのにそれを全て奪われた状態も、また不足と言えますよね。だから慶次は立派な「不足の美」に成れたと思います。
慶次から全てを奪おうとしなかったのは松永さんの怠慢か、それとも審美眼が曇ったか。そうは思いたくないんですが。


エンディングの際、今度こそ「不足の美」たり得る人物を見つけたと言っていましたが、これが慶次だったら私は笑います。俺でも見抜けた事を、松永さんは一度間違えないと気づけないだなんて、それこそ解釈違いです。




しかし、これまでの蒐集の理由を「自分に欠けているモノを集めていた」と明かしてくれたのは貴重ですね。初めて公式から回答があった訳じゃないですか。今回も自分に欠けている「弾正歌」を蒐めるために風魔で将軍を暗殺しようとした。松永さんは自分が生まれ変わるための「産声」を求めていた。

でも、何に変わろうとしていたんだ?




以上です。
ふぅ、オータニといい風魔といい松永さんといい、今作解釈違い多いな?(←
変な感じ。まぁしばらくはモヤモヤしたまま付き合いましょう。そのうち慣れると信じたい。
松永さん終わっちゃったので次は誰をやろうかなといったところですが、瀬戸内に会いに行きたいんだよな〜〜。あと信長さまと天海も使いたい。
最短ルート調べるか!






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