赤司の鶴の一声、否魔王の脅迫でいわゆるかつてのキセキの世代だかは集められるそうだ、俺もなんだかんだでいかなければいけなくなった。一応言っておくが俺はキセキではなく一市民だ、黒子によれば各自自由に自分の元チームメイトを連れてきてよいとのことだったが迷惑だ巻き込むな。そしてここは俺の自室、俺は部屋に1人だ間違いなく。
どういうことか分かるか?
なんとあの赤司はオンラインゲームに興味を持ったらしい。

唐突すぎるお誘いは昨日黒子からまわってきた。

X3/01/18/23:34
黒子テツヤ
命令です
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赤司くんからのです
明日の午前10時から絆の檻という名前の
オンラインゲームにログインしてください
ログインしないと殺されます
―――――――END―――――――――

ちょっと疲れてもう寝ようと思ったときに来たこのメール、思わず悲鳴をあげ携帯を投げてしまいそうになったがそれはなんとか堪える。俺のスマホの画面に現れたそれは実際は黒背景に赤文字だった。ぜってー黒子は分かってやってる、ぜってーだ。とにもかくにも、赤司なら本当に俺なんか殺してしまうだろうと思いしぶしぶ了承したのだ。
絆の檻といえば斬新なアイデアが有名なオンラインゲームだ。始めのキャラメイキングはPCカメラに自分自身を撮すことによりリアリティーあるものにできる。最初の職業選択は自分で選択することができず己の運によってはそこで茨の道を進むことが決定してしまう場合もある。特に「負け犬」だかいう職業は初期から中盤まで技は土下座と逃走しか覚えないらしい。酷い話だ。
また、タイトルにもある通り罪を犯して脱獄までもストーリーに組み込まれているらしい。普通にするだけなら何も起こらないが規制を犯した者への裏ストーリーだそうだ。詳しくは知らないがそれに失敗すればアカウントは削除され二度と同じPCから入ることは出来なくなるらしい。いまだ成功者はいないとも聞く。まあ、関係ないのだが。
さて、俺はといえば撮影も終わりログインを済ませた。なるほど、確かにPC画面には自分によく似たキャラクターが写し出されている。黒子によれば赤司は全員を集めてから職業を決めにいくという計画らしい。俺は始まりの町の広場が集合場所らしいが、俺は適当にキーボードで操作方法を確認する。まあ、職業を選ぶまで基本操作しか出来ないけど。


黒バスネトゲパロ残骸
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