輝術士






(第9話のあと)


サフィ「そういえば、貴方は初めて音素を扱ったと言っていましたが……初めてにしては扱いが上手すぎやしませんか?」


「あ、やっぱ疑問に思っちゃう?」


サフィ「ええ。」


「私これでもエフィネアでは術士だったから。それとおんなじ要領でイメージしたら火ぐらいちょろっと起こせるよ。」


サフィ「なるほど、そうだったんですか。……キュビットは、すごいですね……。」


「……?ありがとう。」


サフィ「(……キュビットも譜術を扱える……。二人は、私を置いて行ってしまう?……そんな……。)」







サフィールが若干劣等感を感じているご様子。
サフィールは譜業を作る腕は天才でも、譜術は使えないか極端に下手くそなんじゃないかなと私は思います。
ジェイドにも夢主にも置いていかれたくない、そんな彼です。


夢主はエフィネアにいた頃、住んでいたアンマルチアの里は雪山にあって魔物もうじゃうじゃいる環境だったので、もしもの時のために、とパスカルやフーリエから輝術と銃杖での戦い方を習っていたので、上のスキットでも言ってたようにオールドラントでもちょっとコツを掴めば術が出来ちゃうって事です。




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