カッチョイイ武器






(第13話あたりの話)


サフィ「キュビット、その武器を見せてもらっていいですか?」


「銃杖のこと?いいよ。はい。」


サフィ「ふむ……。ここのエネルギー貯蔵庫のような場所に第五音素と第六音素を弾ごめして打ち出す銃……みたいな杖なんですね?」


「そうそう。閃光で敵を怯ませて隙を作り、その間に譜術を使うっていう戦い方が出来るんだよ。
今は第五音素と第六音素を貯蔵したまましまっておいたからそういう感じの作戦だけど……組み合わせは私の意思と気分で変わるから。
たとえば第三音素と第六音素にして目くらまししている間に鎌風を起こすことも可能なんだよ。」


サフィ「やっぱり……かっこいい武器ですね。試し撃ちなんかは……」


「ああ、いいよ。まずね、こう構えて……」


(キュビット、サフィールに密着する)


サフィ「!?は、はい……」


「で、次にこの部分をシャッてやって、ガショッとやるだけだよ。やってみて。」


サフィ「こ、こうですか?」


―パァン!―


サフィ「これは……すごいですね。それに、的の真ん中を射ぬけた……。」


「え?的の真ん中を射ぬくような機能はつけてないんだけど……。」


サフィ「ということは、キュビットの射撃の腕が正確なんですね。」


「えっ!?そんなこと無いってば!サフィールが上手いんだよ!」


サフィ「……照準を合わせたのはあなたでしょう?い、今も引っ付いて構えてるんですから……。」


「ほわぁぁぁ!?ごめんっ!!」


(キュビット、すごい勢いでサフィールから離れる)


サフィ「(そんなに勢いよく離れられると……傷つきます)」










貯蔵庫はイメージイラストの杖のあの水晶部分のつもり。
結局アンマルチア族のあの銃杖の構造がどうなってるかよく分からないので自己流でなんやかんや考えました…結果、スライド式に。


ひっつかれてるサフィールは顔赤く染めてそっぽ向いてるとかわいいよ!


そして師匠とは違いわりと命中がいいキュビット。ただし防御はお察しください。
多分囲まれると一発で沈む防御力です…




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