全力で物真似
「それじゃ一十木音也いっきまーす!ー…っ、音也、使い終わったモノはすぐに片付けなさいと何度言えばわかるのですか。あとになってからアレが無いコレが無いと泣きつかれるのは迷惑なんです」
『ぶはっ!言いそう!それトキヤ絶対言うー!!』
「あっやっぱりそう思う?実はついこの前言われたばっかりなんだよね〜」
『マジか!はいっじゃあ次私ね!!』
『まったくあなたという人は…いいですか、「名無し」 え?』
「トットキヤ!?」
『え、ちょっとちょっとどうしたの、ここAクラスだよ!?』
「知ってますよ。あなたが私のクラスに来た際に忘れ物をしたというからわざわざ届けに来てみれば、音也と人のモノ真似大会とは…不愉快極まりないですね」
「う、」
『いや、ちが、』
「何が違うんですか。いい加減にして下さい!」
「ご、ごめんトキヤ〜」
『ごごごめんね、それからわざわざ届けに来てくれてありがとう』
「…はぁ。……まぁ今回は見逃しますが、今後この様なことのないようにして下さい」
『「善処します』」
「音也、名無し、そこに直りなさい」
(全く反省してないですね)
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20130922.haruka
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