いや、何か違うだろ
※会話のみ
※校則激しく無視
『正直の所、なっちゃんに嫉妬しています』
「…は?」
『だってさ、なっちゃんってば私と会う度に翔ちゃんのことを自慢してくるんだよ!?
今日はこんな寝言言ってましたよとか、寝顔が可愛かったんですとか作詞に必死だったーとか!』
「確かに作詞に必死だったことはあったけどさ…けどちょっと待てその前の何だよ!?寝言って!!」
『いいよね!ルームシェア!私だって居れるもんなら翔ちゃんとずっと一緒に居たいのに!』
「けど夜を一緒に過ごした時にはおチビちゃんの寝顔くらい簡単に見れるだろ?それこそシノミーが見られない顔とかもさ」
『あ、うん、それはそうなんだけどね』
「ブフォッッ!!!!!!!」
「汚いです、翔」
「ゲホッゲッホ………!わ、悪いトキヤ………」
「翔ちゃーん!」
「噂をすればシノミーだね」
『……なっちゃん!』
「あ、おい、名無し!」
「名無しちゃん!なんですか〜?」
『あのさ!なっちゃんが私に会う度に翔ちゃんの話をされると…なんだろう、こう………妬けてくるんだよね!羨ましい!ずるい!!』
「…名無しってオブラートに包むってことを知らないよな」
「間違いなく彼女の頭の辞書にそんな言葉は無いでしょうね」
「名無しのそういう所、オレは結構好きだけどね…ってそんな怖い顔で睨まないでよおチビちゃん」
「別に睨んじゃいねーよ!」
「そうだったんですか…!?すみません、翔ちゃんと居られない時の翔ちゃんのことは僕がお話してあげようと思ったんです」
『え?』
「楽しい話も半分こです!でもかえって迷惑だったんですね、ごめんなさい」
『なっなちゃん…ご、ごごごごごごめん…!私ものすごい勘違いしてた…!翔ちゃんのこと沢山知ってるなっちゃんに勝手に妬きもちやいてた…!』
「えっそうだったんですか?僕は、翔ちゃんも名無しちゃんもおんなじくらいに大好きですよ!
そんなふたりの幸せを一番に願っているんです!」
『な………っ………なっちゃん……もう……大好き………!なっちゃんのそういう所、もう全部含めて本当大好き!!!』
「はい!僕も名無しちゃんのこと大好きですよ!ぎゅ〜!」
『ぎゅー!!!』
「で、おチビちゃんはモテモテってことでいいのかな?」
いや、何か違うだろ
(なんか納得いかねーんだけど)
(なっちゃんは大好き!翔ちゃんは愛してるんだよ!)
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なっちゃんは絶対そういう子。
意外と常識人なレンとか萌える。
20121005.haruka
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