騎士団の☆王子さまっ♪

!おふざけスキット的
!性格に癖有
!ヒロインとフレン面識なし











名無し「この間、絵本に出てくる王子様がこの世界に居たらこの人のことを言うんだろうなっていう人に会っちゃってさ、」






エステル「ほっ本当です!?良かったらそのお話、詳しくお聞きしたいですっ!」





ユーリ「エステルの奴、やけに食い付きいいな」






レイヴン「まあ嬢ちゃんの好きそうな話よね。そういや前に嬢ちゃんの好みの男は小説に出てくるそんな感じの人だったっけ?」




ユーリ「そうだったか?」




エステル「王子様ではないですけど…でもよく覚えていますね」






レイヴン「愛だ恋だはおっさんにまかせなさいよっ!」


ユーリ「はいはい」









名無し「で、話戻すけど、その人に会ったのは町中だったのよ」



エステル「町中に居たんです?」






名無し「うん、紙袋から落ちたものをサッと拾ってくれたんだけど、その時の渡し方も片膝付いてにっこりスマイル。加えて美形だわで完全なる王子様!」



エステル「すっ素敵です…!」











レイヴン「同じことをおっさんがやったってこうは言われないんだから美形って本当に腹立つよねー…」

名無し「そうだね」





レイヴン「ちょっと名無しちゃんフォローしてよ!」







ユーリ「しっかし紙袋からモノを落とすって…おまえのことだから道で躓きでもしたか?」




名無し「いやいや、さすがにそんなドジはしないよ。ちょっとユーリとの今後を妄想してたらうっかり落としたってだけ」










ユーリ「もっと最低じゃねぇか」









エステル「わたしもお会いしてみたいです…」



レイヴン「それは難しい話かもね〜」






名無し「ん…あれ?思い返してみればその人、騎士団っぽい格好してたかも」





ユーリ「へぇ?じゃあ案外エステルの知り合いだったりしてな」





エステル「うーん…わからないです…」





名無し「でも騎士団っていうより王子様だったんだよなー…あのキラキラ感っていうの?あの笑顔を見たらドキドキで壊れそうになったから多分何かのプリンスさまだわ」




レイヴン「作品違うよね」



名無し「ごめんなさい」






レイヴン「けどちょっと待って。騎士団で王子っぽいっていったらすごく心当たりがあるんだけど」



ユーリ「奇遇だな、オレもすげー身近な奴がひとり浮かび上がってるよ」



エステル「もしかしてフレン、です?」









名無し「フレン?いやでも金髪だったからね?騎士団で金髪ってどうなの?それはさすがにふざけてるでしょ!!!」










―――――――ガチャッ









フレン「やぁユーリ。
さっきそこでカロルに会って皆がここに居るって聞いたんだけど…」




















ユーリ「お、フレン」
エステル「あ、フレン」
レイヴン「あら、フレンちゃん」















名無し「ふざけてた!!」


















の☆
(よ、王子様。お勤めご苦労さん)
(…………は?王子?)


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フレンちゃんの笑顔に何人の女性がやられていると思ってんだ!
よく考えたらどこぞの王子もお姫様もアレな色だった。

20121019.haruka

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