庭球 | ナノ

  月光


「ただいま帰りました」


そう家に帰ってきたのは


「比呂士兄さん、お帰りなさ.....?」

「あぁ、今日は私の友達が泊まりに来たんですよ」


そこには仁王先輩とか柳参拝とか...立海R陣がいた


「....多いですね」


でも、少し嬉しかったりする。だって柳先輩がいるから.....
私が柳先輩が好きなの、兄さん知ってるのかな


「楽しそうですね」


今日は騒がしそうだ








「うぁ〜!UNOもう飽きたぜぃ!」


夕食後、先輩方とカードゲームをしていた
ただ、面倒になった丸井先輩の一言でその日はお開きに、自由行動になった

それから少し歩いていると、柳先輩が縁側で月を見ていて、そこに御邪魔させてもらった


「綺麗ですね....先輩」

「あぁ」


ただ二人で月を見るのは楽しかった
時間なんて止まってしまえばいい


「ふぁぁっ」


そんなことをぼんやり思っていると、口から大きな欠伸が出て、ハッと口を手で押さえた


「眠いのか?」


私はちょっと困り、何も言えなかったが先輩がニコリと私に微笑んで


「肩か膝、貸してやるぞ」


と、気を聞かせてくれた、私は恥ずかしながらも


「いいんですか?」


と聞いた、先輩は黙って頷くので、私は肩を借りた


「ありがと...ございます」


私はそういい、深い眠りについた


「....無防備すぎるぞ」


END

-お前の妹...貰っていいか?-
-.....駄目です-

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