狂おしいほど愛してる


俺はいつも宮智に言うッス
この気持ちは、吐き出さないとどんどんたまっていって、気が狂いそうになるから
それをいつも、彼女は薄い笑みを溢しながらきいてくれる
至福のときッス


「愛してるッス宮智っち、アンタを殴って切って噛んで刺して、こんなにぐちゃぐちゃになるまで愛してるッス
宮智っちも、わかってくれてるからここに居てくれるんスよね、大好きッス
皆、宮智っちのこと、学校につれてきたら気味悪そうに宮智っちの事見て、あいつらのほうが気味悪いッスよね
俺はこんなにアンタを好きなのに、」


そう、俺は彼女に笑いかけた
相変わらず、薄い笑みのまま
どうして表情が変わらないんだろう、そのまんまの宮智っちも好きだけど
一寸やっぱ、寂しいッスね
俺はそう、彼女を抱き締めながら刃物を突き立てた、愛の証ッス


彼はそう、一人の部屋で、首もとが赤く後の残ってる、酸素を必要としない彼女相手に笑みを溢していた

2012.11.20.23:00.曖霧

アトガキ

途中から方向性と何を書きたいかを見失いました(笑)
なんかちょっとホラーっぽい感じを書きたかったです
彼女は人形落ちも考えていたんですが、あまりにも絵面が面白すぎて却下しました
黄瀬くん人形相手には違う意味で怖いなと
ここまで読んでくださりありがとうございます!
気分悪くなったりしてませんよね、大丈夫ですか?
ではでは



<< >>
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -