▼ 3

荷物を置いて
俺は夕飯の準備をした

「じゃあ俺、夕飯つくるわ」

「おーけー」

陽介は自然な動作でリビングのソファーに座りテレビを見始める。

「今日は、なにがいい?」

そんな陽介の後ろ姿にキッチンから話しかけたら「んー、まさゆきのご飯何でも美味しいから何でもいー」ってそれ一番困るやつなんだけどお前知ってる?

んー、……よしハンバーグかな。

冷蔵庫にあったひき肉をみつめそう思った。

これでも料理は好きだったりして。
一人暮らしだから体壊さないようにって家を出る前に母さんにみっちり、料理の一から十まで仕込まれたからハンバーグとかはお手の物だ。



1時間ちょいで完成した

形よくこんがりと焼けたハンバーグをみて自分を褒め称えたくなる

我ながら良い出来。

prev / next

[ back to top ]

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -