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「…なに?」
食べづれぇんだけど。
「いやぁ〜」とニコニコしながら此方を見てくる
「食べ方えろいなあ、と思ってさぁ」
「は。」
ピタリと箸を止めて顔を上げた
なんだえろいって。
そもそも食べ方にえろいってあんのか。
すると「ねぇさ、それ狙ってる?」と
訳のわからない事を言ってきた。
狙う?何をだ。
いみわかんね、と首を傾げてみると。
「誘ってるのかな?」
そう言って
俺と距離を縮めてきた。
と思ったら唇の端に濡れた感触
ああ、つまり俺は舐められたのか。
脳は冷静だった。
「…っ、なに」
「ご飯粒ついてたよん」
だから、舐めちゃった。
って全然かわいくねーんだよ、
「…あぁ」
「…そんなに反応薄いとさぁ。」
虐めたくなるんだよね、と耳元で囁かれた
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