屋上と昼寝のランデブー



「くぁー」

「瞳、欠伸するときは口に手をあてなよ」

「ごめんごめんご」

私達は面倒くさい国語の授業をサボって屋上に来ている。

「何その謝る気0な謝罪」
「すみませんぷうき」

「うざっ」

「Σ酷い」

今日はよく晴れていて、教室に籠って勉強なんて勿体ない。

教室のお昼は屋上かなぁ……。


「日焼けするぅ〜…」

「もう手遅れでしょ」

「デスヨネー」

やべぇ、肌が荒れる。

「瞳、膝枕〜」

「ヘイヘイ」

早く早くと急かされ私はその場に正座をする。
綱吉はその上に頭を乗っける。

「いたたたたっ!髪の毛チクチクする!」

「あははは、瞳ドンマイ」

私は思い溜め息をつく。


「煙草吸いたい……」

「風紀委員長に見つかってふるぼっこだね」

「そうなんだよねー。てかまだ未成年者だから駄目か。taspo持ってないし」

「煙草臭い彼女は嫌だなぁ……」

「分かった。一生、煙草吸わないわ」

綱吉に嫌われるの嫌だし。
「綱吉、お日さまが笑ってるよー」

「うふふ」

「綱吉キモい」

「何それ。瞳にのってあげたのに」







「てめぇら、授業くらい真面目に出やがれ」

「「はんせーしてまーす」」

「………(ジャキッ」

「「本当に申し訳ありません」」








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