2土曜日、快晴の己巳村 [千歳ルート]

 千歳はまず、手作りと思われる村の地図を見せる。


 五月雨家から宿が近いので、先に相田ルートに行った場合でも宿に荷物を置くところから始まる。
 行動開始時間は先に千歳ルートを選んだ場合でも宿で昼食後をとるので、同時刻となる。

 宿では受付のかわいらしい看板娘(APP13)、年はとっているが熟年俳優のような男性のオーナー(APP15)と話すことができる。地方ならではの苦労話を教えてくれる。人口が変わらない理由として、ここで生まれ成長した若者はたいてい都会にでてしまうからというあたりさわりのないことを話す。ここで心理学を使い成功すると、品定めをしているような目をしていることがわかる。
 宿で出される料理は、洋風のものが多い。

 千歳はまず村長に探索者を紹介したいという。
村長の家は五月雨家より大きく二階建てである。木造で、きれいに手入れしていることがひと目でわかる。玄関の戸口をたたくと、現在村長は出かけてしまっているためか夫人が出てくる。夫人は中年だが、いわゆる美魔女といわれる部類の美しい女性だ。(APP14)
「千歳から聞いていました。村長は集会の準備のためにほかの方の家にいますので、お客様が到着したとお伝えしておきますね」
 彼女は家の掃除の途中だと言ってすぐに帰ってしまう。ひきとめることはできず、当然家の中にもいれてくれない。

次に村を一周することになる。
 もしも初めの分岐で相田と別れていた場合、相田と探索者の幸運ロールを一度行う。誰かひとりが成功すれば出会うことができ、合流となる。理由はあまりいい情報が手に入らなかったので、村で一番幼い千歳に取材したいということである。合流出来なかった場合はこの時点で相田はグールに食われ、以後登場する相田は相田の皮をかぶったグールとなる。
 この行動時探索者から申し出がなければ、時刻は夜となる。
 次の日は川遊びをしようと千歳が提案し、彼女と別れる。



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