2土曜日、快晴の己巳村


バスに揺られて3時間。探索者と相田を置いたバスは、来た道を引き返していった。時刻はお昼時。携帯で時間を確認した探索者は、ここが圏外であると知るだろう。
 バス停には中学生程度の少女(APP15)と、30代の女性(APP14)がいた。

探索者たちを見た少女は、首をかしげながら聞く。
「あなたたち…どなたですか?」
探索者が答えると、少女は自己紹介をする。
「あれ、こんな短い時間にみんな大きくなったね。みんなを呼んだのは私よ。五月雨千歳。数か月ぶりだね!」
(心理学は成功失敗関係なく、本心から言っていることがわかる)
千歳の隣の女性が、「千歳の母です」と頭を下げる。
(心理学は成功で、千歳の母がこちらの顔を何か見定めるような目で見ていることがわかる。初対面の村人は全員このような目で見ているので割愛。失敗で、その顔つきから優しそうな人だなと思う)

ここで行動が分かれる。相田について行かない場合は、千歳ルート時に探索者と相田で遭遇できるかの幸運ロールを一度行い、全員失敗すれば相田はグールに食べられる。
相田→村人への取材として千歳の母親から話を聞くため、五月雨家に向かう
千歳→村を案内してくれる



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