07-1.おんなじ夜明け
「ねえ、凛太郎……」
もうとっくに寝たと思っていたのに、一真がぽつんと呟いて来た。寝たふりをするのも良かったのかもしれないが、凛太郎はそうしなかった――黙って、その続きに耳を傾けた。
「僕達明日、避難所に行くのかな」
「――あの神父はそうするつもりみたいだけど」
ややあってから、一真が口を開いた。
「凛太郎はそれでもいいの……?」
真意を問いただすかのように、一真がポツリと呟いた。
凛太郎はしばらくの間眉間に皺を寄せて考え込んでいたようだったが……、答えた。
「……。だって、それが――そうすんのが、一番安全なんだろ?」
「僕、またあんな生活送るの嫌だ」
「……」
それは――、凛太郎としても同じ思いだった。元々いた屋敷は、例の事件があってからは戻っていない。戻れる筈も無い。噂ではあの屋敷は、孤児院になっているとも聞いたが二人にはもはや知った事では無かった。
二人は事件の被害者として、世間からはいいネタ扱いであった。建前では可哀想な子、とかさも気遣うようなふりをしているが大半の人間は自分達を利用してあわよくば金儲けに走ろうとするような利己的な奴らばかりだ。あとは、興味本位か。
とにかく、本当に心から自分達のことを哀れんで、それこそ長い時間を共に接してきた家族のような情を持って手を差し伸べてくれるような人間なんて一人もいなかった。
そうだ、一人として――途端に何だか凄く面倒臭くなり、凛太郎は考えるのを放棄した。
「あー、とにかく寝る。俺はもう疲れたんだよ」
「……」
一真はそれ以上何も言ってはこなかった。凛太郎の気持ちを察したのか、一真ももう眠かったのかまでは分からない。二人の間に再び沈黙が、訪れた。
今起きているのはミミューであった。ミミューはショットガンを立てて置き、その銃口に額を乗せてじっと顔を伏せていた。静かに、考え事をしているのは見れば分かる。
「――……ガイ」
消え入りそうな程小さい声であった。ミミューは愛しいその恋人の名前を口にする事で幾分かその精神が落ち着くのを知った。
――しっかりしないと。僕が一番、年上なんだから……
ともすればじんわりと涙が溢れそうになるのだが、ミミューはぐっとそれに耐える。一度ふうっと肺に溜まった息を深く吐き出してみる。
――でも僕は本当は怖いんだよ……、僕だって死にたくないし本当は逃げたい。けど、そうしたら……ガイ、君にずっと認めてもらえないじゃないか……
そうだ、自分は今悪者扱いされているのだ。
自分の意志とはまるで逆な事に。恋人の役に立っているものだと思い込んでいたらまさか真逆のものとして認知されていたなんて――ミミューはそこでまたふっとため息をついた。それで震えていた指先が少しだけ落ち着きを取り戻したかのようだった。だがすぐに、震えと共に泣きたい気持ちが一気に押し寄せて来た。
「――ガイに会いたい、会って今すぐ抱きしめて欲しい……いつもみたいにさぁ、大丈夫だって……笑いながら……うっ、うう、うぇっ、ひっく……ぶえぇ、ひぐっ」
ガイの事を思えば思うほど、いよいよ耐えきれなくなってミミューは顔を伏せてとうとう泣き出してしまった。誰かが見ていようが構わなかった……ミミューはしばらくの間そうやってめそめそと泣いていたらしかった。
レイプゾンビっていう
アホみたいなタイトルのゾンビ映画あるんだけど
あらすじ見たらその内容もいい感じに狂ってた。
借りるのめちゃくちゃ恥ずかしかった///(借りたのかよ!)
レイプゾンビになった男が女を犯しまくって、
中出しされたら女は死亡。
書いてて恥ずかしくなってくるな…。
レイプゾンビを倒す方法だけど
まあ大体想像つくと思うんだけど
頭を壊すでもなく心臓を撃つでもなく、
そう、ポンチを潰すだけである(オギャー)
この監督の同じ作品でステーシーっていう
思春期の女子が突如ゾンビ化しはじめるっていう
映画があるんだけどあっちは純愛路線でいい映画なのよね。
加藤夏希が出てるよ。超可愛い。
……とまあこういう事をツイッターで呟いたら
監督本人からリプとフォローが来て、
更にはエキストラ出演してみませんかの
依頼メールまで来て舞い上がりました。
仕事と旅費の関係で行けなかったけどすごい行きたかった…;