05.オルゴール(1/9)
オルゴールを見つけた事を鑑識の上司である市川に速やかに報告を終え、オルゴールを調べ始める。そこには驚く真実が隠されており、見つかった事を知った野田警部がやってきた。
「オルゴールが見つかったと聞いてきたが、よくやった。」
『はい、あとは調べるだけで…。あのっ!?』
白い手袋をした野田警部が手に持った事に2人は不思議に思う。
「君はもういい、後はこっちで調べる。」
「あんたな、この子が見つけたたんだよ!?なんで他のやつかやるんだい?」
『野田警部、あなたという人はひどいです!!』
ムスッとした彼女は返すように言うが、頑固として野田警部が持って行ってしまった。
その夜、怒っている名前はいつものようにバーに行き遼と絢音に愚痴っていた。
『んで、持って行っちゃってさ…!!』
「そりゃあお前も頭にくるわけだ。」
「大変なのね…。」
うん、と頷くと仕事が終わってきたお相手名前が来る。
「んだよ、お前もいんの?」
『いて悪かったわね。』
「2人ともそんなに仲悪くなる事ないだろ?なぁ?」
遼に諭されるも2人はお互いをあまり見ようとしない。
「そういえば、見たわよ。あんたの鑑識姿!」
『へ!?』
「お相手名前と話てたでしょう?似合わないなんてひどいわよね?」
「本当の事だろ。」
1日に二回も似合わないと言われた名前はあんただけには言われたくないと呟いた。
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