04.領収書(1/6)
出入り口にいた野田警部と女性刑事に名前は驚いており、目を見開いた。
そんな中、遼が挨拶をする。
「いらっしゃいませ。」
「いいえ、私達は客じゃありません、警察です。」
「警察？」
「ほう〜、説明して貰おうか、鑑識官である君がここにいる理由を。まさかこいつらと親しくしているのか？」
名前に理由を聞きすましているがかなりご立腹のようす。
『これはプライベートな事です、干渉されるのは冗談ではありません。』
「やはり名字の娘だ…。親子揃って口数が減らない。」
「知ってんの？お前…。」
「あら、ご存知ではなかったの？彼女はこの街を管轄する暑の強行班の娘であり自らも鑑識官として警察庁に所属されてるのですよ。」
女性刑事が刑事の娘であり、警察庁に勤めていると暴露した。
「何だよ、それ！」
「刑事さん、一体何でこちらに？
お客さんじゃないなら、帰ってくれよ！」
「よせ、遼。申し訳ない、何のご用でしょう？」
無言の彼女にお相手名前は問うが何も言えない。野田警部は問いただす彼に来るように求める。前ページ 次ページ
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栞
