02.黒い爪(1/5)
朝になり作業を一段落し名前が帰ってきたのは朝の8時頃、ちょうど店を開ける準備中のお相手名前とばったりあう。



『ふぁ〜。』



「おい、お前、今までどこ行ってたんだよ?」



『ん?はよ〜、ちょっと肩かして。』



「うぉ!?…まったく仕方ねぇな…。」



ドサッと肩に名前の頭が乗っかり、仕方なく店に移動させた。



「あれ、名前さん?やっぱりお相手名前さんは優しいんですね。」


「別にそんなんじゃねぇっての。」



奥の部屋にあるソファーに寝かせようとするが彼女は離れる事はなかった。そして予定の時間になっても朝1で取りにくる客が昼になっても来なくお相手名前はどうしたのと思う。
その頃には名前は自宅へ帰っており、住所を確認し届ける事にした。

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