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02

※会話文のみ



「マルコーマルコー!」
「……ん?」
「今日はいい天気だねっ!!」
「ああ。」
「マルコご飯食べた?」
「ああ。」
「美味しかった?」
「ああ。」
「私と結婚したい?」
「ふざけんな。」
「ちぇーーー失敗!」
「んな安っぽい手に引っかかるわけねェだろい。」
「じゃあ結婚して!!」
「ふざけんな。」
「ほらー、直球に言ってもダメじゃん!」
「あたり前だ。」
「どうやったらマルコは私と結婚してくれるのかなーーー」
「一生ムリだよい。いい加減諦めろ。」
「私諦めないよ!エースも頑張れって言ってくれたし!」
「…お前、エースにもいろいろ言ってんじゃねェだろうな……」
「サッチもジョズもビスタも…っていうかみーんな応援してくれてるのよ!」
「………」
「しかもそうだ聞いてよ!この前お父さんに『私とマルコ結婚していい?』って聞いたら『グララララ!いいんじゃねェか?』
って言ってくれたんだよ!つまり親公認だよ!だから私達結婚するべきだと思う!!」
「ふざけんな。」
「歳の差なんて気にしなくていいのに。今時10違いのカップルぐらいそこらじゅうにいるしさァ!それにね、男の人は女の人より寿命が短いから、10こ差くらいが一番丁度いいと思うんだ、私!」
「そういう問題じゃねェ。」
「マルコの髪型のことなら私気にしてないよ?むしろそこがいいんだから!私の愛は7割そこに向けられてぶっ!!」
「………」
「うそ!ごめん!髪型は2割で7割は腹筋だから!!」
「お前いい加減黙れよい…。」
「じゃあ結婚して!!」
「ふざけんな。」
「むーーー…」
「ちぇっマルコの意地っ張り。いいわ、今夜はエースと飲み明かしてやる!」
「…それはやめとけ。」
「ふん、2人ですんごい作戦考えてやるんだから!!」
「だったらわざわざ夜行かなくても昼間そこらへんでやってりゃいいだろい。」
「こういうのは夜だからテンションが上が…………もしかしてマルコ、やきもっ!?」
「バーカ。そんなんじゃねェよい。」
「……私、マルコのこと大好き!!結婚して!!」
「………ふざけんな。」





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