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麦わらの宴


鳥に引っ掛かって路頭に迷っていた私を助けてくれたのはなんとエース隊長の弟、ルフィさんの一味でした!
助けてくれただけじゃなく、ルフィさんはオヤジ様の船を見つけるまで、私を乗せてくれるそうです!
やっぱりエース隊長の弟さんはいい人だった…!
そして今、私を歓迎する宴までひらいてくれている。
船の大きさもクルーの人数も白ひげ海賊団とは全然違うけど、楽しさは同じくらいだ!


「ナマエちゃん、特性ドリンクだ。飲んでくれ。」
「わあっ、ありがとうサンジくん!」
「そんなお礼なんていいんだよォ〜v」


サンジくんは麦わら海賊団のコックさんで、ものすごーくお料理が上手なんです!
しょ、正直、今までで一番美味しかったかもしれない…。いや、もちろんうちのコックさんのお料理も美味しいよ!?
美味しいけど、サンジくんのお料理は何ていうのかな……上品?見た目も凝ってて食べるのが勿体ないくらい綺麗で困っちゃう。
白ひげ海賊団みたいに人数が多いと大量生産だからそこら辺はしょうがないよね。


「なあなあ、ナマエは何で海賊になったんだ?」
「冒険したかったの!」
「へー…おれと一緒だな!」


この子はたぬきじゃなくてトナカイのチョッパー!
めちゃくちゃ可愛いんだ。モフラー且つ動物好きな私にはたまらない生き物です。
何故トナカイが二足歩行なうえに喋れてるのかというと、悪魔の実のおかげらしいです。
ううん、悪魔の実ってすごいんだなあ。
そしてそんなチョッパーはなんとお医者さん!
空から落ちてきた私を看病してくれたのもチョッパーということで、たっぷりお礼を言っといた。


「ナマエ!おれァな、昔龍を見たことがあんだぜ。」
「えええすごいっ!龍ってほんとにいるんだ…!」


ウソップは勇敢な海の戦士で、今までいくつもの死線をくぐり抜けてきたらしい。
巨人と戦った話とか、七武海と互角に渡り合った話とか…やっぱり海賊の冒険ってすごい!


「ナマエって生まれはどこなの?」
「タレス島だよ。」
「それって新世界?」
「うん。田舎だけどいいとこだよ!」


そしてナミちゃんはものすごく可愛いんです!セクシーなんです!
私より1つ年下とのことだけど、この差は何なんだろうか!
まあ個人差ということで諦めますね。


「タレス島…本で読んだ事があるわ。珍しい動物がいっぱいいるんでしょう?」
「珍しいかはわかりませんが…動物はいっぱいいます!」


更にロビンさんもめちゃくちゃ美人さんなんです!
目が覚めた時こんな美しいお二方に出迎えられたら、そりゃ天国かと思いますって!


「へー、行ってみてェなァ!そいつら美味いのか?」
「食べちゃダメですよ!!」


そして、ルフィくん。
麦わら海賊団の船長さんで、エース隊長の弟さん。
手配書で見たよりずっとキラキラ笑う人だなあって思った。
エース隊長より子供っぽい笑い方だけど、なんとなく雰囲気は似たようなものがある。


「ナマエ、すげー面白ぇ踊り教えてやるよ!」
「えっ、何ですか?」
「まず二本の棒を鼻の穴に突っ込んでだな…」
「コルァルフィ!レディになんてことさせようとしてんだ!」
「ウソップくんみたいにやればいいんですか?」
「やめてナマエちゃんー!」
「あははっ」


この人たちに拾われて本当によかった。
白ひげ海賊団のみなさん、私は大丈夫です。何日、何年かかっても追いつきますから、待っていてほしいです。







■■
この後の話は保留。



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