krk | ナノ
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -



もしも〇〇高校だったら


【もしも海常高校だったら】


「名前っちー!笠松先輩とばっか話してないで俺のかっこいいところも見てほしいっス!」
「私忙しいんで。そんなことより笠松先輩、伊豆と熱海どっちにします?」
「そーだな…」
「ちょっと待ってストップ!何の話!?何で名前っちと先輩が旅行の計画たててんの!?」
「っだーもううっせーな!合宿の場所決めてんだよ!」
「…なーんだ!だったら俺伊豆がいいっス!」
「体育館の使用時間長いし、熱海にしますか。」
「そーだな。」
「疎外感半端ない!笠松先輩、最初は名前っちのことまともに見れなかったくせに…。」
「なっ…」
「あー確かに!あの頃の笠松先輩ちょっとかわいかったんですよねー。」
「かわ…!?シバくぞ!」
「ふふ、口ではそう言ってもシバくつもりなんてないこと、私はお見通しですからね!」
「うるせー!」
「あははっ!」
「ちょ、いい雰囲気になるの禁止っス!」
「どうしたの名前ちゃん、今の笑顔最高に可愛かった付き合おうか。」
「嫌です。夏合宿の場所が決まりましたよー。」
「へえ、どこになったんだい付き合おうか。」
「嫌です熱海です。」
「熱海…!ということは名前ちゃんの水着姿が…!?」
「なるほど!名前っちの水着姿が…!」
「誰も練習してないなら体育館閉めちゃっていいですよね。」
「そーだな。」






【もしも秀徳高校だったら】


カシャ

「…何をしているのだよ、名字。」
「いや…あまりに緑間くんがかっこよかったから写真を。」
「練習の邪魔をするのはマネージャーにあるまじき行為だな。」
「でも今日のノルマは達成したでしょ?」
「………」
「ふふ、私の緑間くんフォルダが潤っていく……」
「待て、何だその俺フォルダというのは。」
「その名の通り緑間くんの写真を集めたフォルダです。」
「消せ!そんなもの集めてどうするのだよ!」
「私が夜中とかに見てニヤニヤする。」
「!?」
「あ、大丈夫。さつき以外の女子には見せてないから。」
「桃井に見せてることも問題なのだよ!」
「俺的にはねー、これがベストショット!」
「お、高尾くんもそう思う?じゃーあげるね。」
「サンキュー。じゃー俺はラッキーアイテムの猫じゃらしを猫から死守する真ちゃんをあげる!」
「何それ超可愛い!」
「待て。いいか……待て。何でお前ら2人して俺の写真を集めているんだ。」
「私はさっき言った通りです。」
「俺は……面白いから?」
「今すぐ消せ!!」
「名字ちゃん、今送ったから確認してー。」
「あざーっす!」
「このっ……よこすのだよ!」
「あっ……」
「あ。」
「!?」
「やっだー、押し倒しちゃうなんて……真ちゃんってば大胆v」
「ち、ちがっ…!」
緑間ァァァ名字に何をしている!!
「大坪先輩…、これは事故であって…!」
「わ、私……緑間くんならいいよ…?」
「ノるな名字!」
「ギャハハハ!」
俺は許さんぞ…!!
「ぶはっ、大坪さんマジ保護者!」
「おいお前ら自主練しねーなら帰れ。」
「宮地先輩こそ帰らなくていいんですか?今日Mステにマミリン出るじゃないですか。」
「ばーか、んなもん……録画してあるに決まってるじゃねーか。」
「でも視聴者参加型のクイズで豪華賞品出るらしいですよ?」
「まじかよ!? よし、あと5分で切り上げる。」
「じゃあ宮地先輩にアイス奢ってもらうために私も待ってます。」
「なんだそりゃ轢くぞ。」
「そう言ってちゃんと買ってくれる宮地先輩が大好きです、私は。」
「うるせーよ。」






【もしも桐皇学園だったら】


「ね、名前!今日一緒に勉強できない?」
「うん、私もいろいろ教えてほしい。でも部活は?」
「テスト1週間前だから休みなの!」
「なら良かった。どーする?私の家来る?」
「三階に空き教室あるからそこでやろ!」
「おけー。」


「よー名前ちゃんいらっしゃい。」
「…何でバスケ部のみなさんがお揃いなんですか。」
「見ての通りテスト勉強や。」
「…何で青峰が椅子に縛りつけられてるんですか。」
「名前ちゃんが想像してるのと合うてるわ。」
「…私やっぱり家でひっそり一人でお勉強しますねさようなら。」
「お願い名前!青峰くんを助けて!」
「中学一緒だったから知ってるやろ。青峰のバカさ加減を…。」
「もちろんです。」
「正直ここまでとは思わなかったわ。何回説明しても理解してくれへんのや。」
「だから、アンタらの説明がわかりにくいんだよ!日本語で説明しろ!」
「日本語だから。」
「中学の時どうしてたか桃井に聞いたら名前ちゃんが教えてた言うから、こうして来てもらったわけや。」
「く…騙された…!」
「ごめんね名前…。でも中間テストで赤点取っちゃったら一週間まるまる補講らしくて…」
「それが大会の予選とかぶってもーたんや。」
「はあ…。だったら別に私が教える必要はないと思うんですけど。今吉先輩どうせ頭いいんでしょう?」
「せやけど、いくら教えたっても理解してもらえへんのや。」
「青峰くんに今吉先輩の説明はちょっと難しすぎるみたい。」
「……ああ…。」
「んだよ、その目は。」
「それにぃ…、青峰くんは名前に教えてもらいたいんだって!」
「はあ!?何言ってんださつき!俺は一言もそんなこと…!」
「スマンなぁ名前ちゃん。コイツ名前ちゃんのこと大好きやねん。」
「へー、青峰にそこまで好かれてるとは思わなかった。」
「ばっ、好きじゃねーし!ばーか!」
「「(小学生みたい…)」」






【もしも陽泉高校だったら】


「名前ちーん、今日練習行きたくないー。」
「えー、何でー?」
「テレビ見たい。お菓子業界No.1を決めるやつ。」
「確かにアレ気になるよねー。でも私録画してあるから大丈夫!」
「まじで?じゃー一緒に見よ〜。」
「うん、そーしよ。だから今日は練習行こうね。」
「んー…でもやっぱやる気出ないかなー。」
「…あのねえむっくん。私は元々マネージャーやる気なんてなくて、むっくんがどうしてもっていうからやる事になったんだよ?」
「そーだねえ。」
「そんな私を差し置いてむっくんが部活行かないなんてひどくない?」
「じゃー名前ちんも休めばいーじゃん。」
「私は真面目だからちゃんと行くんですー。」
「えー、真面目じゃねーじゃん。」
「失敬な。まあ半分は辰也さんに会いたいからかなー。」
「……やっぱ行く。」
「ほんと?偉い偉い!」
「今日ご飯作って。」
「はいはい。」


「…さすがだね、名前ちゃん。」
「名字は紫原の保護者だな。」
「あんなでかい子供いらないアル。」
「あはは…まあ、可愛いですよ、むっくんは。」
「名字の言う事は聞くのに何でワシの言う事は聞いてくれないんじゃ…!」
「お菓子あげれば簡単に釣れますよ?」
「この間やったがクソゴリラと言われてしまった…」
「…何あげたんですか?」
「黒飴じゃ。」
「そりゃ私でも言いますよ。」
「えええ!?」






【もしも洛山高校だったら】


「名前ちゃんええなぁ〜。赤司くんみたいな完璧な彼氏おって!」
「な〜。デートとかどこ行くん?」
「……だからさ…、」
「名前、ちょっといいか?」
「「きゃーーー!」」
「………」


「赤司くん大変、学校全体にあらぬ誤解を受けてる。」
「ほっとけばいいんじゃないか?」
「もう入学して3ヶ月もたつんだけど。噂消えるどころかエスカレートしてるんだけど。」
「まあいいじゃないか。」
「…というのも赤司くんの行動のせいだと思うんだよね。」
「僕の?」
「さっきだってわざとあのタイミングで入ってきたんでしょ?」
「…さあね。」
「この確信犯めが。」
「あ!赤司と名字だー!おーい!」
「こんにちはーコタロー先輩。相変わらずテンション高いですねー。」
「名字は何かテンション低いなー!」
「まあ名前ちゃん!ここ!寝癖よ!」
「え?まあ…いつか直りますよ。」
「んもうっ、信じられない!じっとしてなさい。」
「別にそのままでいいですよー。」
「ダメよ!女の子なんだから身だしなみに気を遣いなさい!」
「はーい。」
「まったく…恋人に会うのに寝癖ほったらかしなんて…」
「あの…」
「大丈夫だよ玲央。そういうところも含めて名前のことが好きだからね。」
「まあ!」
「おー!」
「赤司くんまじやめてくんない?」





next≫≫
≪≪prev