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青峰少年の奮闘記A

初セックスを生理のせいで断念して一週間後のこと。再びチャンスは訪れた。また両親が家をあけるっつーもんで俺は再び名前を家に誘った。
生理もちゃんと終わったっつーことで、ようやく俺は念願の初セックスを経験した。
初めて触るおっぱいはすっげー柔らかくて、名前の声とかすげーエロくて今までにないくらい興奮したわけだが……最後までできなかった。
確かにおっぱいは気持ち良さそうだったけど、いざ下を触るとあんま濡れてなくて痛いと言われてしまう。指一本だけでも、と思ってゆっくり入れてみたらいよいよ泣き出しちまったから慌てて終わりにした。
名前は何度も「ごめん」と言ってきた。謝らなきゃいけないのは俺の方だ。好きな女を気持ちよくできねーで何が彼氏だ。


「そりゃ初めては痛いに決まってるっスよ。」


つーわけで、黄瀬に相談してみた。こいつなんか経験豊富そうだし。


「あと、時期がよくないっス。生理の直後はデリケートなんだから避けるべきっスよ。」
「そーなのか?」
「女の子が一番感じやすい時期は生理が終わって一週間くらいっス。」
「ほー。」
「あと濡れないことに関しては……多分、緊張しちゃったんじゃないスかね。」
「緊張?」
「男と違って女の子は雰囲気が大事なんス!キスをいっぱいしたり、名前を呼んだり、好きとか言ってあげるといいっスよ。」
「へー…そういうもんか。」
「そういうもんス!」
「流石モテる男は違うわー。」
「確かにモテるけど、俺は彼女一筋っスよ!」
「モテるのは否定しねーのかよ死ね。」









■■
こんな感じでお友達にアドバイスをもらいながら成長していく青峰少年。




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