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あれから、俺は相変わらず自分の部屋に引きこもって生活を続けていた。


俺の腕には、あの日もらった飾りがキラキラと光っている。


今日は、客人に日の本では有名な山賊狩りたちがくるようで、城内は朝から騒がしい。


だけど、部屋で引きこもっている俺には関係ないと思っていると

昼前に俺の部屋にかかった声。

それは、山賊狩りの一人が俺と会いたいと言っているもので

普通ならそれを拒否するところだが、

その山賊狩りの名乗った名が、俺がここ最近胸の中でちらつく彼女の名と同じで名で

声も聞いたことあるような声だから、気になりっそっと襖の隙間から目だけ出して外をのぞく。

そして、そこには、俺のずっと考えていた主が首を傾げて不思議そうに俺のことを見ていた。





久しく叶ったこの願い


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