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あれから私は超取り乱したが落ち着いてやーちゃんの話を聞けば。


戦に行くのが怖くて、こんな女の子の格好おしているらしい。


やっぱり、弥三郎って男の名前だったんだね。

そして、結局私とやーちゃんは、女友達なんかじゃなかったんだね…


私がガックリと項垂れていると、やーちゃんが泣きそうな顔で私に謝ってきた。


「名前ごめんなさい、大切なお友達なのに……」


そう言って、俯くやーちゃんに胸が罪悪感で一杯になる。

そうだよねっ!やーちゃんはやーちゃん男も女も変わらないよね…

それなのに私、山賊狩りってことも黙ってたし…

泣きそうな顔をしたやーちゃんを見て胸に罪悪感が広がる。


『やーちゃん、私こそ山賊狩りって黙ってた!ごめん!!』


どうしようっ!山賊狩りってばれたから、怖がられる!?嫌われる!?

そう私が泣きそうになっていると、潤んだ瞳のままヘニャリと力なく笑う。


『?』
「それじゃぁ、名前と私、おあいこですね。」
『っっっっ!!っやーちゃん大好き!!!』





もう何なのこの子!?天使!?


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