31
やーちゃんと別れた後、目元を擦りながらサブの元に行けば
スヤスヤと涎を垂らしながら気持ちよさそうにねていた。
なんだか、ッイラとしたのでおもいっきり踏んづけておいた。
「っう、名前ちゃん酷いっ!!」
『お黙りっ!!』
「何なんなのっ!?」
『このっ呑気に寝やがって!!』
「ちょ、名前ちゃん何時になく、鬼畜っ!!」
それから佐和さんが呼びにくるまで私はサブを踏んづけていた。
まぁ、じゃれ合いだし、うんうん。
おとがめはなかったよ、だって、サブだって本当に苦しかったら止めるでしょ。
途中ずっと笑ってたし。
それに、更に力を強めたのは余談だ。
ちなみに佐和さんはブレスレットを、喜んで受けとってくれたよ。
涙の別れ
32/63
prev | next
back