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ただ今、上田を出て移動中でございます。


ん〜ん〜のどかですね、いい感じの青空が広がってるね〜


「ほら名前ちゃん、そんな上ばっかり見てたらこけちゃうよ。」


上ばっかり見ていた私にサブが注意をする、はいはい、わかってますってば〜

それでも、空を見続ける私。

だって、今日の空は綺麗だから見ちゃうんだよ。

ほら、あんなところに飛行機が…って、え!?


何で、飛行機が!?ここって、戦国時代だよね!?

慌てて、隣を歩く重弥さんの着物を引く


『重弥さん!!あれ何!?』


重弥さんはまぶしそうに空を見上げて何て事のないように言う


「あぁ、戦国最強だ。」
「あ、本当だ、戦国最強いるじゃん。」


え?戦国最強?人間?いやいや、空飛んでるから人間はあり得ない。


「あぁ名前は初めてだったな、あれは徳川の戦国最強の本多忠勝だ。」


詳しい説明ありがとう、佐和さん。

だけど、本多忠勝って名前おもいっきり人間じゃん。

え?何々、重装備でミサイル的なのだすの?
ふんふん、絵にするとこれか〜へ〜

まんま、ガ○ダムじゃん!ガ○ダムならぬホンダム!?

何それ?中に人間入ってるって?


ありえねぇ、戦国時代だろ、おいおい私の元いたところでもあんなガ○ダムみたいなの作れないよ。

どうなってんだココは。





ココは何かがおかしい


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