甘い痛み (5/27)


『んッフェイっ』

「これ気持ちいいか?」

グチュグチュとなる卑猥な水音
軋むベット

そして鎖が擦れる音

手を頭の上で
手錠によって固定されていて
思うように動けない

「手錠されて感じるて
やぱりアラタは変態ね」

何度絶頂を迎えても
開放されない快楽

彼のモノが入る前から
執拗に愛撫され身体は
少し触れられるだけで
敏感に反応してしまう

『フェイタン・・・あっ!もぅ無理ぃ!あ゙ぁッッ!』
「まだ喋ってられるうちは余裕あるよ」

何度やめてくれと懇願しても
打ち付ける腰が止まることはない

手が首に伸びてくる

『んんっ』

首を締められ
息苦しさと快楽が入り交じる

「首締められて中も絞まてるよ」

首元から胸にかけて
つけられた赤い印をみて
目を細める

「白い肌には赤が似合うね」

『ひゃぁっあぁダメもっやぁっ』

ビクビクと膣が痙攣する

「そろそろイくよ」

腰を打ち付けるスピードが上がり
更に絶頂を迎える

『あ゙あぁぁッ』

「くっ!」

熱い液体が膣の中に放たれたのを
朦朧とした意識の中で感じる

『んっ』

フェイタンが自身のソレを
引き抜く行為にすら
反応してしまう

カチャリと手錠が外され
やっと自由になった自分の手を
力なく見ると
やはり擦れて赤くなり少し血が滲んでいた

「血滲んでるね」
そう言って手首に口付けをする

「この白い肌を赤くしていいのはワタシだけよ」

酔ったように赤くうっとりした表情


それをみて痺れるような陶酔を
味わってしまうあたしは
おかしくなってしまったのだろうか



モドル


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