陰陽術
いんようじゅつ

稲荷兄弟篇用語。

稲荷界の秘術。

主に侍従・従者階級のものが、主である稲荷神の力を模して地脈・水脈・天脈の力を得て加工して放つ術式。稲荷神も扱うことができるが、あまり扱うものはいない。

誰でも用意に扱えるものではなく、才能がないとその道を究めることは難しい。
才能というのは主に体質的なものであり、どの体質が敵しているかは目下『豊山二ノ輪麓』久照が研究中。

編み出したのは同・久照で門下に茂野・毒杭・天駆の三名がいる。
茂野の下には村上が弟子として入っている。

門下全てが『豊山』のものであるが、派閥関係なく素質があれば扱えるもの。

術式の発動においては、両手を合わせ、開いた後に再び合わせる動作が必要となる。(つまり拍手)
邪気を祓い、霊脈に語りかけるための初動となる。
術式により一拍手、二拍手と異なる。

続きはネタバレ


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