( 赤城と青柳と零原と一ノ瀬 )
「青柳ぃ、これ、やだ」
「すきでしょ。だってもうこんなだし」
場所は屋上。俺は屋上への階段がある小屋みたいなところに押しつけられていた。今日はまだ俺と青柳しかいない。零原と一ノ瀬はまだ来てないし、最近は俺たち4人以外は屋上に入ってこないけど、でも。
「恥ずかしいよ、これ」
「すげーエロい。赤城さん」
立ったまま腕は頭上で固定され、小屋の上に登るための階段にくくりつけられる。制服の前ははだけ、ズボンはおろされていた。
「やだ、中の、とってよ」
「だめですよ。俺、今日相手できないんですから」
「……え?」
「俺今から授業なんで。今日小テストあるんでそれは出ないと普段サボれないから」
「やだ、やだやだ、手とってけよ」
「だめ。ほら、良い子で待っててくださいね」
「青柳、ゃ、あ、なか、うごいてる」
中に入れられたローターはふたつ。それらが振動し、俺は足をばたつかせた。もう青柳の声は聞こえない。気配もしない。
「う、ふぅ、ん、ゃ、やだぁ」
イきたくないのにイってしまう。内股を濡らす感覚が気持ち悪い。俺は太もも同士がくっつかないようにすこし足を開いた。今何時?何分たった?わからない。あとどれくらいで青柳は戻ってくるんだろう。そのとき、つう、と俺の太ももを、垂れた精液を掬うようになで上げられた。
「ひぅっ、や、な、だ、れ」
「泣くなよ、俺だよ、俺」
「零、原?」
「そうそう」
「やめ、撫でんな」
いつのまに来たのか、俺の足元にしゃがみこみ俺の足を撫でるのをやめてくれない。しかもかなり際どいところまでなで上げてくる。
「零原ぁ、手、とって」
「は?やだよ」
「なんで!」
「こんなおもしれーもんそうそうねーしな」
あ、こいつ青柳と同じだ。
「はんっ、や、れーちゃ」
「ほら、赤城がもっとみたいってよ」
それからは散々だった。一ノ瀬がくるまで俺は零原にいじられまくった。乳首をつねられちんこを擦られローターで前立腺をたたかれた。三回はイッた。一ノ瀬がきてからは一ノ瀬に俺の顔を挟むように壁に手をつかせ、零原が一ノ瀬のアナルをほぐしはじめた。一ノ瀬えろすぎ。そんで一ノ瀬の腰を掴み挿入する零原。なんなんだこの生殺し。俺の後ろがローターだけじゃ足りないって主張する。俺も一ノ瀬みたく涎たらしてよがりたい。
「れーちゃ、やら、でるっ」
「だせよ」
俺の腹にあったかいもんがかかる。これで何度目だ。一ノ瀬がイってもおかまいなしに腰を動かす一ノ瀬。目の前でいやだと言いながらもその腰は勝手に動いている。わかる。後ろでイッたあとってきついけどかなり敏感になってさらに気持ちよくなる。俺も毎回青柳にヤられるから。
「わあ、随分楽しそうすね」
「おう、混ざるか」
「あ、もっと、奥やって!ぐるぐる、やって!」
「どうしようかな……、赤城さん、は」
やばい。青柳みただけで腰が勝手に揺れる。期待してる。俺の前から先走りがあふれる。
「お待ちかねみたいだぞ」
「ですね」
「ほら、ゆーき。あっちいくぞ」
「やあ、うご、くな、あんっ」
「そんなエロい顔して。かわいすぎ」
「青柳ぃ、遅いっ」
「すみません」
「こんなに垂らして」
青柳が俺の前をくちゃくちゃと触る。やばい。気持ちよすぎ。
「腰、動いてますよ」
「だって、勝手に、なあ、はやくしろよ」
「はいはい。片足あげますね」
俺の左足を青柳の右肩にかけ、俺の露わになったそこに青柳のものがあてがわれる。
「ま、ちょ、ローターが」
「入ったままの方が気持ちいですよ」
「や、ああああ」
「ああ、奥で震えてますね」
「やら、なか、奥、ああっ」
普段あたらないところをローターが叩く。2つそれぞれがばらばらに動くので、たまらない。それをさらに青柳のものでかき回されるのだ。
「やばい、いい、あはっ」
「よさそうですね」
「なか、だしてっ、あったかくして」
「まったく、どこで覚えてくんですか、そういうの」
「ああっ、きたっ、んっ、やあっ」
「まだまだイケますよ」
イッたはずなのに未だ硬度を保つ青柳のものに感心する。さすが。視界の端に駅弁で喘がされている一ノ瀬がうつった。俺も今度やってもらおう。