( あおあか )



「青柳ぃ、ヤりたい」
「どうしたんですか急に」
「なあ、だめ?」
「いや、赤城さんから誘うの珍しいですね」
「な、はやく……」

赤城は青柳の首に腕を回しキスをする。そんな赤城をじっと見つめる青柳。

「んっ、舌、ちょーらい」

あ、と口を開けて舌を出す赤城。そんな赤城に戸惑いながらも舌を絡める青柳。キスしながら赤城のズボンを脱がせ、そこで違和感に気づく。

「なんすかこれ」

脚の間から紐。それはよくみたことあるやつだった。

「なんか、零原に、返す、って、いれられた」

ちゅ、ちゅとキスを繰り返しながら言う赤城。

「ああ、足りないと思ってたら」

手元のスイッチの目盛りをオンにしながら呟く。

「あっ、ちょ、スイッチ、やらっ」
「今までいれっぱだったくせに」
「ちが、とって、ほしくて、」
「やですよ。自分でとってください」
「なんで、青柳、ばかぁ」
「…………」
「やぁっ、乳首、こすんなっ、ぁあっ」
「…………」
「やらっ、ぐりぐりやらぁっ」
「AVですか」
「んっ、なんれもいーから、青柳ぃ」
「はい」
「いれて、おまえのこれいれて、なあ、だめ?」
「どこで覚えてかたんですか……、好きにしていいですよ」
「ん、する」

ゴソゴソと青柳のズボンを脱がせ、臨戦態勢ばっちりのそれを取り出す。そしてそこにまたがり、手をそえたまま腰を落とす。

「あ、ぁ、ロータ、忘れ、ああっ」
「いーじゃないすか」
「ばかぁっ、スイッチ、やああっ」
「んー?」



とぼける青柳に好き放題されたのだった(いつも通り)。



end






…………ここまで書いてあったので。










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