( 一零 )



「なんで俺が着なきゃないわけ」
「っ、れーちゃん、ちょーにあう」
「似合うか!っ、ちょ、やめ、吸うなばかっ、んっ」
「れーちゃん、れーちゃ」
「うあ、やっべ、なに、俺した?」
「らめ?」
「いーけど、はっ、急ぐなよ」
「ん」

青空のした、一ノ瀬が零原の服をめくりその乳首を吸う。零原が着ているのはセーラー服。先日一ノ瀬が着ていたやつだ。零原のスカートはすでに中から押し上げられていた。

「スカートに、ボクサーはや」
「知るかよ、っ、うあ」
「たってんね」
「ゆーきもな」

一ノ瀬が零原のパンツを脱がせる。そのまま零原の膝を左右に割り開いた。

「ばっ、これやだって」
「なんで、きれいだよ」
「はずいっ」
「ぜんぶみえるから嬉しい」
「変態かよ」
「んー、よくわかんない」
「あっ」
「やわい」
「言うなって、んっ、う、あっ、あ」

零原の後ろにローションをからませた指を含ませ浅く出し入れをする。指が動くたびに零原の足がびくびくと震え、先走りがスカートに染みを作った。

「れーちゃん、ぐちゃぐちゃ」
「るせー、あ、あ、だからそこ、ばっか、やめっ、っ」
「だって俺ここ好きだもん」
「そー、かよっ、今度やってやるよ、あっ」
「やった!」
「ああっ、あ、つよすぎ、やめっ、ばかっ、くそっ」

零原は体を痙攣させた。

「れーちゃん、ここ好きなんだぁ」
「やめっ、あっ、ばっ、ああっ」
「こりこりしてる。掻いてあげるね」
「んっ、やめっ、やあああっ」

零原の良いところばかりを責める一ノ瀬。指をどんどんと増やし入口をひらいていく。

「ひっ、くるしっ、ゆーきっ」
「なに、れーちゃん」
「ばっ、ゆび、とめろっ、っ」
「えー。きもちいいくせに」
「だ、から、あっ、んあっ」
「れーちゃんエロいよーきれいだねえ」
「は、あ、あっ」
「俺も、きもちくなりたい」
「っ、あっ、ゆびっ、ぬけっ」
「ね、れーちゃんのここ、はいっていい?」
「ふっ、あっ、ひろげんなっ、」
「ねえ、れーちゃん、おれ、ねえ、」
「さっさと、しろっ」
「っ、うん」
「ああっ」

指を抜くときにも零原のイいところを掠めたのだろう。体を震わせた。

「じゃあれーちゃん、いれるね」
「っ、ぁ、――――っ」
「っは、きもち」
「うご、くなっ」
「れーちゃん、きもちい?」
「しる、か、」
「おれ、きもちいよ、ごめんね、おれ、こんなよくて」
「はっ、謝んねーで、俺にも、ちゃんとしろ、んっ」
「っ、がんばるっ」
「ばっ、急に、はやっ」

一ノ瀬の肩を押し、勢いを止めようとする零原。だがその手を掴み床に押し付ける。

「あっ、ああっ、っ、」
「れーちゃん、れーちゃん」
「ん、っ、はあっ」
「れーちゃん、舌、おれ、の」
「っ、んん、あっ」
「あ、あっ」

零原にキスをして舌を差し出す一ノ瀬。その舌に己の舌を絡ませ吸い上げる零原。

「れ、ちゃ、あうっ」
「んっ、んっ、あっ」

一ノ瀬はうっとりと零原を見下ろしていた。

「れ、ちゃ、ローター、どこ、らっけ」

一ノ瀬のうしろがひくひくと主張していた。

end



* もどる すすむ #

back




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -