「な、なにこのかっこ……」
「今日は俺だけのメイドさん」
「なんで、ぐっ」
「メイドはご主人様に逆らっちゃいけません。はい、まずこれね」
「は、はあ?」
「自分で解していれなね」
昼寝から起きると目の前には仕事から帰ってきたのかスーツ姿のレイ。そしてなぜかふりふり膝上15cmのメイド服にニーハイという姿の俺。手渡されたのは、ピンクローター。
くちゅ
「っ、はぁ、んっ」
「ほら、もっと足広げないとご主人様見えないから」
「は、い……」
「ぐちゅぐちゅ言ってるねー、聞こえる?」
「っ、」
ソファに座るレイの少し離れた床の上でM字開脚で後ろを解す。俺のモノが厚みのあるスカートに当たってもどかしい快感が襲う。
左手は後ろにつき、右手を膝裏から通し自らを犯す。開脚している足がぷるぷると震える。
「あっ、ゃあ、んっ、」
はしたない声が出るが、手で押さえることができないので喘ぐしかない。
そんな俺にレイが告げる。
「そろそろ良いんじゃない?いれたら?あ、入れるとき姿勢変えよっか?四つん這いなって」
「え、」
「早くしろ」
有無を言わせないレイの圧力に負け、指をヌプリと引き抜く。
「んっ、」
そのままレイのほうにお尻を向け四つん這いになる。
右手にピンクローターを持ち、震える手足を叱咤して、後ろへともっていく。穴に触れる冷たい感触に体が震える。
そのままグプッとピンクローターを体内へと飲み込む。
「んっ、んんっ」
異物感に声が漏れる。浅い位置で留まっているとはいえ、もどかしすぎる快感が逆に辛い。
「そ、入ったねー。ご褒美」
いつの間に近くにきたのか、レイが俺のお尻から垂れる紐をもつ。そう、ピンクローターのコントローラーだ。
「や、あああっ、」
さらにオプションで前立腺の位置まで押してくれるレイ。そこまでして、ソファへともどる。
「頑張ってこっちまでおいで?」
足を組み、その上に手を置き指を組んでいる。酷く官能的だ。
「んぅ、む、り」
「なに?逆らうの」
「っ、あっ、はっ、」
低い声にびくりと震える。
すこしずつ、這っていく。四つん這いのまま。
「そうそう。あー、なんか垂れてるけど。なんだろうねー、いやらしい」
「っ、」
スカートで見えない部分から、太ももを伝い床を汚す。見えないのがさらにいやらしくも思えてしまう。
「ほら、もうちょっと」
「あっ、ごしゅ、じんさまっ」
あと少しで届くのに、その少しが遠い。
「………良い子。ほら、おいで」
ようやく、レイの膝に手を付くことができた。そのまま体重を預けうなだれる。
「っ、んん」
「スカート、押し上げられてるけど、なんで?」
さわさわと盛り上がっているスカートを触られる。
「ああっ、さわ、ないで、」
「ねえ、なんか濡れてんだけど。……まあいいや。淫乱なメイドだものね。ほら、特別に自分挿れていいよ」
「え、ロー、タ、」
「なに、聞こえないんだけど」
「っ、」
レイの猛ったものを内股に擦り付けられたら、もうなにも言えなかった。
「ふっ、あっ、……っ」
レイのモノを後ろへとあてがい静かに腰を沈めていく。俺の中ではローターが振動を続けていた。
「あ、はっ、おっき、」
「挿ったね。わかる?」
ゆさゆさと揺さぶるレイ。
「わか、る、から、」
「から?」
「うご、かな、あああっ」
「はっ、俺が動くまでもねーってか?」
「ちが、やぁ、止めて、スイッ、チ、切っ、あああっ」
「何回目だよ、スカートの下丸見えだし」
律動から逃げようと腰を上げてもローターの振動で腰が抜ける。自分でよがり狂っているようだった。
「はっ、はっ、ああっ、きもちっ」
「聞こえてねーか」
でも、それが気持ち良いのは事実だった。