朝、屋敷の扉をあけると妖怪……いや、パンプキンがいた。


頭に布でできたギザギザのような口があるかぼちゃの被り物をつけ、マントを首の所で結びつけ、上は裸、下は黒の短いスカートをはいて裸足に真っ赤なエナメルのピンヒールをはいた、おそらく、トキさんがいた。


腕は後ろで拘束され、正座を崩した状態でぺたんと広い玄関ホールの真ん中に座っている。

そしてなぜかすでに頭からつま先まで精液まみれである。

近づいてよくみると、『トリックオアトリート!いたずらしてね!』と書かれたプレートがトキさんの膝の前に置かれていた。


またコウキ様とトキさんのプレイだろう。カメラの向こうで楽しそうに見ているに違いない。


トキさんの姿を観察する。


丸見えの乳首はぴんとたっている。
もう誰かにいたずらされたようだ。
ふー、ふーと荒い息が聞こえるので猿轡でも咬まされているのだろう。

スカートをめくってみる。
あー、ちんこがすげーことになってる。尿道にはタイピンがつっこまれ根元はネクタイとリボンで縛られている。びくびくと震えながら精液を吐き出したそうにしている。


トキさんごめんなさいと心の中で謝りながら後ろに倒す。


息を詰めた声がする。苦しかったよな。まじごめんなさい。

後ろをみるとローターのスイッチがひとつ、尻尾のように揺れている。

後ろはコウキ様だけだろうか、いじったのは。

じゃあ俺は後ろにいたずらさせてもらおう。どうしようかと荷物を漁る。鞄の中にはハンカチとティッシュと財布とメガネとめがねケース。あとは筆記用具。微妙なものしかない。


トキさんがもじもじと膝をすりよせる。ああ、ローターのスイッチは弱なのか。

じゃあ俺はこれをマックスにすることで許してもらおう。


「んーっ、んーっ」


再びトキさんの体をおこし、ぺたんと座らせる。その体の奥で激しく震えているだろう。たまらなそうにお尻を左右に動かし床にこすりつけている。そんな風にしたってどうしようもないのに。


ああよかった。
多分最後にくる奴はいたずらのネタがなくなってコウキ様とトキさんの相手をさせられるんだ。


俺もちょっと相手したかったけど、まあいいや。

どうせ玄関ホールでヤるから見学できるだろうし。

あー楽しみ。







「え、いたずら、……え?」


どうやら最後に選ばれたのは一番の新人だった。


戸惑っている新人をすでにいたずらをクリアした俺たち他の奴らがホールの上から見ている。

そこにコウキ様がやってきた。


「使えないな」

「あ、おはよう、ございます……」


不安そうに新人の瞳が揺れる。


「お前にもいたずらな」


俺たちはにやにやと笑っていた。


「やっ、なん、ですか、これ、」


新人に手渡されたのは双頭のバイブ。太くてぶつぶつがついたやつ。


「トキにつっこんで、その上に乗れ」


「え、……え?」


コウキ様はなにも言わない。メイドが持ってきた椅子にこしかけ、そのメイドを膝にのせ上半身をまさぐっている。


「……、うぅ、ト、トキさん、失礼します……」


新人は優しくトキさんを押し倒しそっと足を割開いた。M字にさせると、トキさんのそこにはいろんなものがはいっていた。コウキ様のいれたローターはもちろん、なぜか細身のバイブや、あとは万年筆だったり箸入れだったり。新人は震える手でそれらを抜き取る。


「ふっ、……んっ」


ひとつ抜かれるたびにトキさんの体が面白いくらいにはねる。びくびくと波打つ白い足がエロい。


「じゃ、じゃあ、いれますね」


一通り抜いた後、新人がバイブの片側をトキさんのぱくぱくしてる穴にあてがう。新人は余裕がないらしく目に見えるものしか抜かなかったが、多分奥にはもっといろんなもんが入ってんだろ。教えないけど。


「ひ、ぁ、が、――――っ」


トキさんの声にならない悲鳴が聞こえる。新人は泣きそうになりながらぐちぐちと奥につっこむ。トキさんは首を振りながらそれに耐える。


「は、はいりました」

「っ、ふーっ、むーっ」


足を内股にしもじもじするトキさん。あの刺激だけじゃイケないから辛いんだろう。新人はトキさんの膝裏をもちあげ、バイブのもう片側が真上をむくようにする。


「し、失礼します」


そのまま足をひらいてそこを跨ぎ腰を沈めていく。


「ひ、ぁ、おっきいっ」

「む、んんっ、んんーっ、」


トキさんに入っている部分がさらに深くくいこむ。ああ、苦しそう。

ようやく新人に全部入る頃にはトキさんの足はガクガクと痙攣していた。

新人は入れただけで精一杯らしく、立ててる足をふるわせ、その足には精液が垂れていた。はえーよ。


「ト、トキさん、どうしょ、うごけな、んっ」


トキさんに聞いても答えられるわけないだろ。するとそこに2人のメイドが現れ、ひとりはトキさんを抑え、もうひとりは新人を抑えた。そのうちのひとりは顔を紅潮させ足には精液が垂れているからコウキ様を相手にしていた奴だろう。

新人を抑えているやつが、バイブが抜けないように後ろに倒した。新人が倒れ、新人を挟むようにトキさんの足が置かれる。そしてトキさんの腕の高速と、布のかぼちゃと猿轡がとられた。やべ、トキさんちょーエロい。


「はあっ、ん、ん、ああっ」

「やあっ、トキさん、やだあっ」

「なんで?、きもち、よく、ない?」


いやと言う新人に首を傾げながら、自由になった手で新人の足を押さえつつ体を支えガンガンと腰を振る。


「あんっ、はげしっ、トキさんっ」

「はあっ、んっ、なか、ごりごりするっ」

そのまま新人はトキさんの気が済むまでつきあわされ、俺たちはその間順番にコウキ様にいじられるのだった。



end


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