ご主人様の出て行ったドアを見つめる。
片づけないと。
俺のお、おしっこと、この中にあるやつを。
意識するだけで中で動いて感じてしまう。
できれば中のをだしたいけど、臭いと衛生的に最初におしっこを片付けよう。
大丈夫、ご主人様にローターいれられたままお仕事させられてると思えば。
「っ、ふ」
一歩歩くのが辛い。しかも。
「やだぁ、なんで……っ」
まえからもとろとろとあふれてくる。マドラーでひろがってしまいとめるにとめられない。
「どぉしよっ」
このままでは歩くだけで汚してしまう。なので、仕方なく………輪ゴムで、縛るしかなかった。
「あっ、ふ、んっ」
前はたちっぱなし後ろでは野菜が蠢いている。
そしてようやく持ってきた雑巾でさっきだしたおしっこを拭くことができた。
この雑巾は捨てよう。即座に捨てよう。
次は中の野菜の処理だ。
「んっ」
指を一本、潜り込ませる。
「あふっ」
すぐにとどくところにひとつめがあった。多分さいごに食べたラディッシュだろう。
ひとかじりして、押し込まれた。
丸い形のそれはうまくフタの役割をしている。
「………っ」
二本、指を含ませ、広げる。
しかしドレッシングにより表面がすべりうまくつかめない。
「えぇ、うそ………」
その後も挑戦するがなかなかうまくいかない。それどころかさらに奥へと押し込んでしまう。
輪ゴムで縛った前がいたい。これ以上汚すことができないどでとることができない。どうしよう。
四つん這いになり、下腹に力をこめる。
「ふっ、ううんっ」
でも力が入りにくい。そのままぺたんとすわり、足を前に出し、M字に開く。
「んっ、で、てよぉ」
さっきより力は入るがでもまだでてこない。
仕方なくいわゆるうんこ座りになる。膝を開くのは恥ずかしいので自然と閉じてしまう。
「んんっ、あっ、あっ、でそっ」
ずるっ、となかが動くのがわかった。
ラディッシュが出てくるとそのまま2、3こ続けてでてきた。
「あっ、なんで、あと少し、あるのにっ」
奥の方にまだ異物感がある。
「やだぁ」
無意識にかくかくと腰を振ってしまう。そのまま手だけを前についてお腹に力を込める。
「んうーっ、んー」
少し下がった気がするが、出てくる気配はない。
「もうやだぁ、んんっ、あっ、あっ、」
指をさしいれぐじゅぐじゅとかき混ぜる。野菜とドレッシングによって解されたそこはやすやすと指をくわえ込んだ。
「やだやだやだぁ、と、届かないっ」
もうわけがわからなくなっている俺は無我夢中で指を動かす。
その一部始終をカメラでご主人様にみられていたなんて。
じれったさのあまりご主人様の名前を呼んでしまいそこからさらにいじめられたなんて。
ああ。結局俺はご主人様のもの。