僕とご主人様のとある一週間。
ご主人様は優しい。
僕に気持ち良いことをたくさんしてくれる。
今日は僕の運動不足を解消するために、ロデオってやつに乗せてくれた。落ちないようにちゃんとロデオについてる出っ張りをお尻に入れてくれた。
「手首を痛めないように万歳してようね」
「は、い」
ご主人様は僕の腕を天井から伸びている鎖に繋ぐ。手錠には柔らかい素材が使われているから痛めることはない。
「高さは、うん、大丈夫だね」
ご主人様が足元をみる。僕の足はロデオの横に垂らされていた。床にはつかない。
「ん、ふ、」
お尻の中がむずむずする。
「じゃあ、運動を始めようか」
そういって手元のスイッチを。
「くっ、んんっ、やぁあっ」
ガチャガチャと鎖が鳴る。
腰が跳ねて、中の棒が僕の中にある気持ちいいところを触る。
「ひいっ、ああっ、ああっ、やっ、あーっ」
「どうだい?いい運動だろう?」
ロデオは前後に動いたり、上下に動いたり、いろんな動きをする。
「ああっ、やっ、でるっ、でちゃうっ」
いつもそこを触られると白い液体がでちゃう。ご主人様がそれを出すときはちゃんと教えなさいって言うから僕は必ず伝える。
「そう」
「え、えっ、やぁ、な、で」
ぴたりと動きが止まる。
出したいのに、苦しいのに。
「じゃあ次の運動だ。自分で動いてみようか」
「え、え、」
「ほら、自分で白いの出せたら終わりだよ」
「で、できな、」
「できないの?」
ご主人様にじっと見られる。
「で、き、ます」
僕はご主人様に逆らえない。
*
「あ、あっ、あっ」
「どうだい?気持ちいいところにあたってるかい?」
「あた、あたって、ますっ」
「そう。もっと前後に動かしてごらん」
「は、い、あっ、ああっ」
「気持ちいいだろ」
「はいっ、きもち、きもち、です、」
「そう、嬉しいよ」
「あっ、あ、いいっ、でる、でます、」
「うん、いいよ」
「あ、あ、―――――っ」
「いっぱい出たね」
ご主人様が僕の手を下ろして手首を撫でてくれた。
優しい優しいご主人様。
大好きです。