あーなんでこんなにかわいいんだ惚れた欲目ってやつかあーそうかじゃあしょうがぬぇわ。
「んー……」
俺の部屋で柊とまったりしてるとある日曜日。
ソファーに寄りかかるようにして床に座る俺の足の間には柊がいる。俺に背中を預けてうとうととする柊はたまらなく可愛い。
普段は飄々としているが、なぜか、いや嬉しいんだけど、俺の前でかなり甘くなる。
くっつきたがる。すり寄ってくる。抱きしめられたがる。
そんな柊により俺の両腕は柊の腰に回っている。
あーかわいい。
うとうとしながら俺の指で遊ぶ柊かわいい。
「りゅー」
「ん?」
「指、なめていい」
いいですともっ
あまりのかわいさに発狂しそうになり俺は無言で左手を柊の口元へともっていく。
右手は柊に握られたまま。
ちろ、と柊の赤い舌が現れる。
中指をそっと含ませると、「ん」と鼻からぬけるような声を発した。
されるがままになっているとちゅうちゅうと俺の指を吸う音が響く。
中指と人差し指の二本が今柊の口に含まれている。
指の間に柊の舌が入ってくる。
おいしそうにうっとりと俺の指をしゃぶる柊。
そんな柊の涎が腕へとたれてきた。
「柊、」
「んぅ、」
「涎、なめて」
そう言えば指をはなし、肘から上へ舌を出して舐めあげる。
肘、手首、手のひらと舌で舐めあげ、また指を含もうとする柊。
その舌を。
「あ、ぅっ」
つまんだ。
「や、あ、」
舌をだしたまま、柊から右手を返してもらい柊の口内を蹂躙する。
「あ、っ、はんっ」
舌がビクビクと震える。
口の端から涎が溢れている。
ああ、なめてえ。