柳生兄妹と丸井と仁王



だいぶ前に考えた、柳生兄妹と丸井と仁王で四角関係の設定。


まず初めに、このネタには妹に片思い、BL(柳生受)、誰も報われないという要素が含まれているため、結構見る人を選ぶ代物となっています。
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設定は、柳生兄妹、丸井、仁王の四角関係で尚且つ誰も報われないという話。


関係図

柳生兄←丸井←柳生妹←柳生兄
柳生兄妹←仁王


仁王は兄も妹も好きという若干分からない感じ。兄と妹のどっちが好きとかじゃなく、柳生そのもの≠ェ好き。うん、意味分からん。簡単に言えば、ちょっと病んでる。

丸井は元々男に興味なし。異性は普通に好きになってたし、同性に恋したのは柳生が初めて。BLでよく聞く「好きになった相手がたまたま男だった」ってやつ。

柳生妹は丸井が兄を好きな事を知っていて、常に相談されてるポジション。だから忘れようとはするけど、ふとした時に「やっぱ好きなんだなー」って思うただの乙女。

柳生兄は家族としてか異性として好きなのかが分からず、中間で揺れている最中。自分が丸井に片思いされてる事は知らなくとも、妹が丸井に片思いしている事は何となく理解。



四人の恋心はこんな感じ。


以下、そんな四人の小話。



「あの時柳生がさ」


私が好きな人は、私の兄が好き。
いつも口から出るのは私じゃない「柳生」の名字。その時のこいつの顔は、はっきり言ってただの恋するオトメ。
私の比呂兄に片思いなんてどんだけ図々しいんだ!そう言わないのは、言ってしまえば私に相談してくれなくなるのは嫌だから。
「好きな人の役に立ちたい」とか、そんな可愛い理由じゃない。ただ、こいつと少しでも多く話していたいだけ。
ずるい女?勝手に言ってろ。

女は叶わない恋をすると、とことんずるくなれるんだよ。





「聞いてよ!今日ブン太の野郎がさ」

私の好きな方は、同じ部活の部員が好きなようです。
彼女の口から直接聞いてはいませんが、態度を見ていれば分かってしまいます。
彼の名前を呼ぶ時、彼女のトーンはほんの少し高くなります。そんな些細な事に気付けたのは、いつでも間近で彼女を見ていたからなのでしょう。
私を悩ませるこの関係に、少しだけ感謝ですね。

双子ならではの特権というのも、案外いいモノですから。





「まったく…あまり怪我をしてはいけませんよ?」

俺の好きな奴は、誰にでも優しい紳士な男。
だけど、特にあいつの双子の妹には特別に優しい。家族だからってのもあるんだろうけど、それ以上の感情があるんじゃねぇか?って思っちまう俺がいるのは事実。
もしもあいつが本当に自分の片割れを好きなんだとしたら、俺はきっと嫉妬で気持ちのコントロール出来なくなる気がする。
男が男を好きになるのはおかしい?そんな事関係ねぇよ。

どんな恋愛も、恋した者勝ちだろい?





「比呂兄ー!」
「はいはい」

俺の好きな奴は……はっきり言って分からん。
性格は真逆でも、ふとした時に「双子だ」と感じさせるこいつらを好きと思っちょるのは事実じゃし、どっちを好きなのか分かっちょらんっちゅうのもまた事実じゃよ。
俺はとにかく柳生≠ェ好きらしい。

あいつらのためなら、何でもしたいって思う俺は…おかしいんかのぅ…?









ギャグ要素皆無ってどういう事なのww



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