◎ 会話文まとめ
2016/05/01

Eccentric color!会話文まとめ


水色
「青くんのダサ…センスの無い私服ってどこで買っているんですか?」


「ダサいって言うのやめた意味無くね?センス無いも悪口だよね?」

水色
「すいません、ダサいと言ったら失礼かと思ったんですが耐えられなくてつい」


「俺の私服は超カッコいいですぅー!」

水色
「もうカッコいいとかダサいとかは置いておいて、本当にどこで買っているんですか?」


「教えねーよ、真似されたくないから」

水色
「教えて貰ったって誰も真似しませんよ」


「なんだよ真似しないのになんで知りたいんだよ」

水色
「あんなセンスの欠片も無いものを取り扱っている服屋はそうそう無いのに、調べてもそれらしい店が見つからなかったのが気になりまして」


「店長が宣伝とか嫌いな人だからな…すげー隠れ家的な感じなんだよ」

水色
「そうなんですか…『究極にダサい服屋』と調べても出なかったのはそもそも知っている人が少ないからという事ですか」


「なんて調べ方してんだこの野郎!」



◆◆◆◆◆




「水色、今度の休み暇?」

水色
「はい、空いてますよ」


「この間話した服屋に連れて行ってやるよ、そして俺が全身コーディネートしてやるよ☆」

水色
「えっ、嫌ですけど」


「なんで!?行きたがってたじゃん!」

水色
「行きたがっていたんじゃなくて、あんな残念な服を取り扱っている服屋が本当に存在するのかを知りたがっていたんです。これっぽっちも行きたくありません」


「だから店が存在するかどうかは行けばわかるだろー!んで、どーせ行くならそこの服も着てみようぜって話だよ!」

水色
「結構です、僕の身長だと丈が足りなかったりしますし」


「サイズ豊富だから大丈夫だって☆秋斗と彼方も誘って行こうぜ!集合場所と時間は…」

水色
「だから行きませんって」


「あっ、そろそろ授業始まるじゃん。細かい事は後で決めるかー」

水色
「何故行く事が確定しているんですか?」



◆◆◆◆◆



紫鬼舞
「女子の間で流行ってた壁ドンってもうブーム終わったのか?」

茶子
「壁ドンってあの壁際に追い込むあれかい?」

紫鬼舞
「おう、その壁に追い込んで手をバーンってする奴だよ」


灰子
「そういえば、最近は聞かない気がするわね…」

橙子
「その壁ドンというものですけれど、あれってそんなにときめくものなのでしょうか?」

灰子
「されたことが無いからわからないけれど、最初に見たとき怖そうって思ったわ…」

茶子
「壁に追い込んできた挙句、そいつが突然勢いよく手を壁に突く…恐怖でしかないだろね」

橙子
「野蛮ですわよね、創作物なら許せますけれど」

灰子
「現実だとあんまり、ね…」

紫鬼舞
「…思ってたより女子にウケてねぇってのはわかった」



◆◆◆◆◆



「お前ら連休どう過ごす?」

秋斗
「うちは特になし」

彼方
「秋斗くん、連休中もお家の人…お仕事?」

秋斗
「…いや、うちは元々休日はダラダラ過ごしたいタイプばっかだから」

彼方
「あ、なるほど…」


「彼方は?」

彼方
「僕、うさぎちゃんと、遊園地、行くよ」

水色
「おや、デートですか」

彼方
「うん、そんな感じ…かな?」


(超羨ましい…!)

水色
「ところで青くんはどう過ごすんです?」


「俺は家族で一泊二日の旅行!」

彼方
「家族旅行、いいね。楽しんできて、ね」


「おう、楽しんでくる!土産楽しみにしてろよー」

水色
「青くんはセンスが壊滅的なので、あまり期待はしないでおきますね」


「なんだとコラ!」

彼方
「水色くんは、どう過ごすの?」

水色
「父親の実家へ」


「おお!じいちゃん家か、いつぶりに合うんだ?」

水色
「二週間ぶりぐらいですかね」

秋斗
「…頻繁に会ってんの?」

水色
「隣町に住んでるので会おうと思えばいつでも会えるんです、なのに祖父母は『二週間に一度のペースで一緒に食事がしたい』とか言うんですよ」


「へー、でも会いたいときに会えるっていいな!」

水色
「僕は祖父母と話すのが苦手なのであまりよくないんですけどね…」



◆◆◆◆◆◆

登校中


銀河
「おーい!拓海ーっ!」

拓海
「ん?あっ、銀河」

銀河
「おーっす!おはよ!」

拓海
「おはよ、朝から元気だねー。金蔵は?」

銀河
「なんか頭痛が痛いから遅れるとかなんとか言ってたぜ」

拓海
「銀河、その日本語変だよ」

銀河
「…あっ!オレ拓海に言いたい事があったんだった!」

拓海
「ん?なーに?」

銀河
「連休中、拓海の誕生日あるよな!」

拓海
「う、うん。あるけど?」

銀河
「オレ連休中、旅行行くからプレゼントは連休終わってから渡すな!」

拓海
「へ?ああ、うん。ありがと」

銀河
「当日渡せなくてごめんな!」

拓海
「それ言うためだけに向こうから走ってきたの?」

銀河
「おう!」

拓海
「俺、誕生日当日は家族で出かけるから会えないって前に言ったじゃん」

銀河
「ん?そうだっけ?忘れてた!」

拓海
「銀河はホントにばかだよね、いい所でもあるけど」

銀河
「今オレ褒められた?さんきゅー!」

拓海
「うんうん褒めたよー」









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