◎ 会話文まとめ
2016/03/13

Eccentric collar!会話文まとめ




「やっべ、世界史の教科書忘れた」

水色
「あと少しで先生が来ますよ、何故今頃そんなことを…」


「準備する前にトイレ行ってきてたんだよ、んでトイレ混んでたからギリギリになったんだよ」

水色
「他のクラスの方から借りてきたらどうです?ギリギリ間に合うと思いますよ。まあ、貸してくれる人がいればですけど」


「なんだその引っ掛かる言い方!」

水色
「だって青くん同級生から嫌われてるじゃないですか」


「嫌われてねーよ!ただみんな俺がイカしてるから近づいたり話しかけたりすんのが恥ずかしいだけだよ!」

水色
「ははっ、本気でそう思ってるのなら君は相当イカれてますよ」


「俺からしたらお前が優等生みたいな扱いなのがイカれてるっつーの!」

水色
「失礼ですね、僕ほど良くできた生徒はいませんよ?」


「この猫被りマスターめ…!」

先生
「おーい、みんな席つけー」

水色
「おや、先生が来てしまいましたね」


「お前が余計なことばっか言うから借りにいけなかっただろうがー!どうしてくれんだ!」

水色
「知りませんよ。というか元はといえば教科書を忘れた君が悪いんじゃないですか」


「くっ…!!」


◆◆◆◆◆


金蔵
「えっと…ジョーヌって、いる…?」

男子生徒
「ジョーヌ?ああ、いるよ。ちょっと待ってな、呼んでやるよ」

金蔵
「あ、ありがとう」

男子生徒
「おーい!ジョーヌ!お呼びだぞー」

ジョーヌ
「おや、金蔵じゃないですかどうかしましたか?」

金蔵
「えっと、現代文の教科書忘れちゃって…ジョーヌなら持ってるかなって思って」

ジョーヌ
「現代文の教科書ですね、取ってくるので少々待っていてください」

金蔵
「ごめんね…」


ジョーヌ
「お待たせしました、どうぞ」

金蔵
「あ、ありがとう…本当にごめんね…」

ジョーヌ
「いえいえ、困ったことがあったらいつでも言ってくださいね。私にできることでしたらお手伝いしますので」

金蔵
「う、うん!」


◆◆◆◆◆


銀河
「教科書借りれてよかったな金蔵」

金蔵
「うん、本当によかった…」

銀河
「ジョーヌって頼りになるよなー」

金蔵
「ね、モテるわけだよ…」

銀河
「確かに女子から人気だよなー、男子からも信頼されてるしヒーローみたいだよな!」

金蔵
「ヒーローっていうよりは、王子さまみたいだけどね」


◆◆◆◆◆



「おっ、秋斗じゃん。部室一緒行こうぜ」

秋斗
「…水色は?」


「あいつ日直だから遅くなるって、そっちこそピンクちゃんは?」

秋斗
「……なんか女子の先輩に呼び出されたとか言ってた気がする」


「大丈夫なのかそれは…」

秋斗
「知らねぇよ」


「ピンクちゃん女子に嫌われてるからなぁ…何もなきゃいいけど。つーか呼び出されたってどこに?」

秋斗
「体育倉庫の裏…あたり」


「すっげーベッタベタな場所に呼び出されてんな…本当に大丈夫か…?」


◆◆◆◆◆


拓海
「さーて帰ろー!…って、うわぁラブレターが入ってる…今週これで5通めだよ」

金蔵
「す、すごい…靴箱にラブレターって本当にあるんだね」

ジョーヌ
「確かに漫画などにはよくありますが、現実では中々お目にかかることはできないことですね。…おや、私のところにも二通入っていますね」

銀河
「二人ともすっげー!マンガのモテキャラみたいだな!かっけー!」

拓海
「ラブレターっていっても、俺は男子からしか貰ったことないからかっこいいとは違うけどね…はあ…」

金蔵
「げ、元気だして拓海!」

ジョーヌ
「そういえば、千代田先輩と白崎さん、あと秋斗くんと水色くんもラブレターをよく貰うと聞きましたよ」

銀河
「なんか身近にラブレター貰ってるやつがたくさんいるってすごいな!」

拓海
「確か部長は前にすごい達筆で「果たし状」って書いたの貰ってたよ」

金蔵
「果たし状!?」

銀河
「えっ、マジで!すげーっ!かっけー!」

金蔵
「た、確かにすごいけど一体どこから?」

ジョーヌ
「クイズ研究部からだったと聞きましたよ」

拓海
「部長頭いいからね〜」

金蔵
「なるほどね…。でもクイズ研究部も果たし状だなんて男らしいっていうか、なんかすごい書き方だね」

銀河
(オレもいつか果たし状貰いてぇ…!!)






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