■ ピンク色のリボン
2015/07/06

ユークレース
「スピネルはどうして首もとに大きなリボンをつけているんだい?」

スピネル
「…意味はないわね。たまたま大きめのリボンがあって、使わないのももったいないと思ってつけただけだから」

ユークレース
「あっ、そうなんだね」

スピネル
「意味がなくてガッカリした?」

ユークレース
「ううん、そんなことはないよ。ただ私はスピネルに似合っていて素敵だなあと思っただけだから」

スピネル
「似合ってるかしら?」

ユークレース
「うん、とっても似合っているよ。小さくて可愛いスピネルに、ピンク色はよく似合う」

スピネル
「………」

ユークレース
「あっ、もちろんピンク色以外もきっと似合うよ!いつか他の色のリボンをつけたスピネルも見てみたいなぁ」

スピネル
「そんなに見たいの?」

ユークレース
「うんっ。私は色んなスピネルの姿を見てみたい」

スピネル
「…じゃあ、いつか機会があったらリボンの色を変えてみようかしらね」

ユークレース
「本当かい!?わぁ〜、楽しみだなぁ」

スピネル
「ただし、その時はユーにもリボンをつけてもらうわよ」

ユークレース
「へっ?私も?」

スピネル
「ええ」

ユークレース
「じゃあスピネルとお揃いにできるんだね!ますます楽しみになってしまうね」

スピネル
「ふふっ、そうね」








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