夢になるかもしれないなにか |
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OP:エースと約束
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ずっと待ってるよ
スペード時代寄った町の食堂の娘との約束。
『あたしはこの町から離れられないけど、ずっとここに居るから、きっとまた、ちゃんと会いに来てよね』 そう言って笑った女は、港町に似合う勝ち気な女だった。笑顔の可愛い女だった。
マグマの拳に焼かれた身体。 最期に思い出すのは、家族と、兄弟と、あの約束だった。
「悪ぃな、約束果たせそうにねぇや」
--ずっと待ってるよ
声が聴こえた気がした。
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