男の娘になりたくて 4

「ちょ、やめてください!人呼びますよ!」
「いいじゃん。別に減るもんじゃなしぃ」

男の手は俺の太股を撫で回し、

「……ひっ!」

やがてその手が、がっしりと尻肉を掴む。

「あはっ、エッチなおパンツ履いてるねぇ。お尻が半分はみ出てるじゃん」

後ろから差し込まれた男の手は、割れ目に沿って女性器を目指す。

「…なんだこれ」

だけど俺に女の子のそれがあるはずもなく、男は手探りでその先にある男性器を見付けてしまった。

「ちょ…やっ」

必死に抵抗したけど男の力は思ったよりも強く、スカートをめくり上げられてばっちり見られてしまう。

「…なっ!お前、男かよ!」

おまけに男から下腹部を撫で回されたせいで、さっきよりも硬く腫れ上がったそこの先端は先走りに濡れている。

「…えっろ」
「ちょ、何するんですか!」

俺の目の前にしゃがんだ男はそれに目線を合わせ、

「や、やめっ!」

それをむぎゅっと握りしめると、こしゅこしゅと上下に擦り出した。

「ははっ。お前、とんだ変態だな。男に見られて感じる男の娘ってか」

自慢じゃないけどまだ使ったことがない俺のそれは綺麗なもんで、小ぶりなサイズとほんのりピンク色の皮被り(仮性包茎)は我ながらエロいと思う。

「やっ、やんっ」

初めて他人から与えられる刺激に、思わずエッチな声が漏れる。
しかも今の俺は女の子ってか男の娘仕様だから、迂闊に男の声は出せない。

「へえ。お前、ホントに女の子みたいだな」

しかもなんでだろ。
このかっこ、ゆずの時は自然に口調が女の子になってしまうんだよな。

「…俺、お前ならいけっかも」
「ちょ、離してください!」

気を良くした男は俺の手を掴んで、

「――!!」

自分の性器を握らせた。

…で、でかっ!!

すっかり興奮してるからか、ズボン越しでもその硬さとサイズが半端ない。

「へへっ、お前見てっとこんなになっちゃった」
「し、知るかっ!」
「責任取れよな」

そう言って、男はズボンを寛げた。

「!!!」

ポロンと飛び出たそれに目を剥くが、それにくぎづけになってしまった俺はどうかしている。

初めて間近で見る大人のそれ。
自分とあまり歳が変わらない男のだけど、それにしてもグロい。
俺の恥態に興奮したのか、びきびきと青い血管が浮き、びくびく小刻みに震えているのがわかる。

「取り敢えずお口でしてよ」
「…ちょ!」

直接握らされたそれはとても熱くて、男が異様に興奮してるのは明らかだった。
男のそれには全く興味がないけど、ゆずに変装した俺で男が欲情していると思ったら滅茶苦茶興奮する。

「…はあんっ」
「うおっ!」

気付けば、俺は男のモノに舌を這わせていた。

Bkm
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