ゲイビ上等! 5 なにこれ。 めっちゃエロいんですけどっっ! 真っ白な壁一面に女優さんのおまんこがドアップで映し出されている。 まんこってか、結合部分? 先輩の勃起ちんぽが出入りしてるのがよくわかる。 これDVD? もしかしてブルーレイ? 最初からセットされてたからよくわからない。 つか、無駄に大画面に映し出されてるからか、映画でも観てるみたいだ。 等寸大どころか、何十倍にも拡大されてるし。 『アッ、アーッッ!もっとぉ…っ』 「あ、あの凌先輩」 「なんだ?」 「たっ、タイトルなんかは……」 『そっ、そこぉっ!もっと突いてぇ』 「ああ。こないだ撮影したばっかだからまだ決まってないんじゃねえの」 「!!!」 ま、マジすか! 無修正なのはこのためか。 「タイトルを先に決めて、脚本に沿って演技しながらハメ倒すこともあるけど、だいたいは女優が主人公だから取り敢えず撮影してからタイトルを決めるんだ。この女優は新人でこれがデビュー作だから、キャッチコピー的なタイトルになるんじゃないかな」 『イッ、イイーンッッ!』 「そ、そうなんだ」 「因みにコタのはタイトルが先で脚本ありのになるからな」 「えっ、俺?!」 「そ。言ってみればコタが主人公になるやつだから、心しておくように」 『お願い、クリもいじめてぇ!』 「も、もしかして演技の練習もしなきゃだめな感じ?」 「演技は地のコタを出せばいいから心配ないけど…そうだな。練習しとくのに越したことはないかな」 「地の俺?」 『やぁ、感じちゃ…!』 「そ。ヤンキー企画って言わなかったっけ?ヤンキーがやりまくりなシリーズな」 「!!!!」 ま、ま、ま、マジすか!! 酒池肉林で女優さんとやりまくり?! もしかして、何人か纏めて相手したりするのかな。 「もしかして乱交的な…」 「勿論。複数相手もあるから覚悟しとけよ」 「えっ、ええっ!」 つか、先輩。 俺ってばまだ童貞なんですけども! た、体力持つかな……。 俺の心が読めるのか、 「大丈夫。撮影はまだ先だから」 先輩にそう言われてホッとする。 「18歳になってても高校生は出演出来ないからな」 「え。俺もう卒業してるよ?」 「3月いっぱいはまだ高校生扱いなんだよ。4月には解禁になるから、撮影日は4月1日になるだろうな」 「4月1日…」 ちょっとだけ拍子抜けしたけど、一ヶ月もあれば心の準備をするには十分だ。 「取り敢えず社長には話を通してあるから、明日にでも会社に行くか」 「明日…」 「それから簡単な面接があって…、まあ虎太郎なら間違いなく受かると思うけど」 そっか。まだ正式に決まったわけじゃないんだ。 「まあ、そんなに深く考えなくても大丈夫だから」 「あ、はい」 「取り敢えず、こっちに集中な」 「へ?」 そう言われて先輩に顔を真正面に向けられると、舌なめずりをした先輩の顔のドアップが目に飛び込んで来る。 「!!!」 次の瞬間、大画面の中で強烈な突き上げが始まり、俺は思わず息を飲んだ。 Bkm prev | next 16/22ページ PageList / List(目次) 箱詰め(TOP) |