ゲイビ上等! 6

すっ…げえ!!
なにこれ?!

画面の中では、ソファーに座った先輩の上に大股開きで座らされた女優さんが、先輩の突き上げでがくがくと有り得ないほど揺さ振られていた。

『やぁ―っ!イッちゃうっっ』

所謂、背面座位ってやつか?
結合部分をカメラに見せ付けながら、先輩は滅茶苦茶に腰を振っている。

その時、

『ーーッッ!!』
「!!!」

先輩の高速ピストンで早くもイッてしまった女優さんのあそこから、勢いよく水しぶきが噴き上がった。

「え、え、あれって…!」
「ああ。この女優、初めてのくせに潮吹いてたな」
「し、潮?!」

しかもバージン?!
先輩、すげえ!

気付けば俺は目を奪われていた。
しかも女優というより、凌先輩から目が離せない。

よく考えたら、俺もアレで犯されたことがあるんだよな。
今思い出しても喧嘩の後の抽挿は痛いだけだったような気がするけど、痛みの中に切ないほどの快感も混じってたような気もする。

…うっわー、えっろ。
先輩のガチガチじゃん。

そう言えば、抽挿される先輩のをまじまじと見るのは初めてだ。
無理矢理イマラされた時に先輩の勃起ちんぽは何度も見たけど。

大画面の迫力だけじゃなく、ぐっちゃぐっちゃパンパンとエロい音がサラウンドで聞こえるし、なんだかめっちゃ興奮して来た。
おまけに、アンアンうるさい女優の声より、時折漏れる先輩の吐息の方が堪らなくエロい。

つか、あの高速ピストン、めっちゃ気持ち良さそう……。

「…ひやっ!」

その時、突然耳裏を舐め上げられて恥ずかしい声を上げてしまった。

「やっ、先輩……」

弱点の耳に息を吹き掛けられて、思わず腰が引ける。

「コタ…」
「なっ、なんですか?」
「…もしかして勃ってる?」
「!!!」

言い当てられて羞恥に顔が染まった。
自分の顔だから今すぐ確認は出来ないけれど、俺の顔は真っ赤になっているはずだ。

「ねえ、コタ。興奮しちゃったの?」
「ち、ちが…っっ」
「違わないよね?もうガチガチじゃん」

喧嘩ばかりしてた頃の先輩と今の優しい先輩が入り交じって困惑してしまう。
しかも、女優さんじゃなくて先輩を見て興奮してただなんて、そんなこと、口が裂けても言えない。

「ねえ、虎太郎」
「な、なんですか」
「…抜いてあげようか?」

先輩のその一言に、俺の肩は必要以上にびくっと跳ねた。


Bkm
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