■ 見えなかったもの
わたしのことを気安く呼ぶ声も、気安く触る手も、馴れ馴れしくなんてなくて、ただ親しげに接してくれるあなたに惹かれていったの。
わたしが必死で返す返事はいつもドキドキで震えていたけど、ほんとうはあなたもわたしのこと、ドキドキしながら触れたりしていたなんて知らなかった。
あのキャスケットの下はどんな顔をしていたの?
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